電気工事では、プラス、マイナスのドライバーは必需品です。
今では小型の充電ドライバーでほとんどの作業をすることができますが、端子台等への接続作業などでは微妙な力加減が求められるので、ドライバーが無くては話になりません。
また、電気メーターなどの接続ネジは今でもマイナスネジが使われているので、マイナスドライバーが無くては接続も取外しも出来ません。
電力会社でメーターの取り換えを行っている方は、メーターネジ専用の工具を使っているようですが、一般販売されていないし、聞いたところによると結構お高くなっているようなので、私たちには必要ないでしょう。
最近ではほとんどの場合、小型のペンインパクトなどを使用して作業しますが、微妙な力加減が必要な場合や、接続後の増し締め作業は手回しのドライバーは欠かすことができないアイテムです。
最近ではホームセンターなどで数百円で、プラス、マイナスのドライバーも売ってるので使っている方もいるようですが、中には粗悪品もあるようで、すぐに先が滑ってしまったり、絶縁処理が不十分なものなどもあり私たちのように、プロとして電気を扱うものとしてはあまり好ましくないものもあるようなので、私は使ったことがありません。
やはり電気関連の工具を製造販売しているメーカーのドライバーは、
握り手も、ソフトグリップで疲れないし、力も十分伝わるのでネジ山を傷めることも少ないですし、何より絶縁処理が完璧ですから、
間違って活線状態の端子に触れても感電の心配がなく、自分の身を守るためにも信頼できるものを使っています。
毎年のように、感電事故で亡くなる方もいるように、私たちの仕事は常に危険と隣り合わせだという自覚を持って作業に臨まなくてはなりません。。。
その意味からも、使用する工具一つにしてもより安全で信頼できるものを使うべきだと思うのですがみなさんの考えはいかがでしょうか?
ベッセル(VESSEL)安全貫通ドライバー
私が今お気に入りで使っているドライバーがこれです。
電気を通さないセラミックグリップで安全だし、ハンマーで叩いても問題ないので、かなり荒っぽい使い方をしていますが、ほかの樹脂製グリップのもののように、台尻が割れることもなくとっても気に入っています。
電気工事ではドライバー本来の使い方のほかに、マイナスドライバーでちょっとした斫りをすることもあるので、結構荒っぽい使い方をするので、そんな関係でこのドライバーを今は使っています。
本来は邪道なんですけどね。
Γ(^_^;)アセッ
ここからは、お馴染みデンサン(DENSAN)のドライバーを紹介しておきます。
私も以前は使っていました。
デンサン(DENSAN)
デンサンのものを紹介しましたが、それぞれに特徴があるので、みなさんの仕事内容や使ったときの感覚を大切にして、選ぶようにしてください。
特に、高所での作業が多い方には落下防止リング付きのものがおすすめですね。
これは、個人の感覚ですから、人それぞれの思いがあると思いますので、みなさんの判断にお任せいたします。
どちらを選んだとしても安全性は、折り紙付きですからどうぞご安心ください。