チャージングスケール で規定量をしっかり計測するのが大切です。
エアコンの冷媒ガスを入れるときに放入量を測るのに使うのがチャージングスケールで、
今使われている冷媒ガスの【R32】や【R410a】は、規定量を守らないとエアコンが本来持つ能力を引き出すことが出来ないので、正確な計量が不可欠で誤差の少ない正確な秤が必要なので、誤差の少ないチャージングスケールが欠かせないのです。
本来、エアコンには工場出荷時に規定量の冷媒ガスが充填されてるので、通常の取付を行えば追加補充など必要ないのですが、何らかの理由で冷媒ガスが漏れ、規定量を下回ってしまった場合、不足分の追加補充が必要になのでチャージングスケールが必要になります。
言うまでもなく冷媒ガスを補充するためにはチャージングスケール、チャージングホース、マニホールドゲージ、ガス漏れ検知器等が必要だし、もちろん冷媒ガスボンベが必要なのは言うまでもない。
さらに言えば、冷媒ガスを充填する前にはフレアを確実に仕上げて、接続後はしっかり真空引きを行い、冷媒管内の気密性を確認しておく必要がある。
真空引きを行い気密性の確認が出来たら、チャージングスケールに冷媒ガスボンベを置いて、充填開始前の量を確認し、その後徐々に充填して規定量まで充填します。
基本的にエアコンのガスチャージを行う時も、通常の取付時と同じように確実なフレア加工が必要だし、必要であればガス漏れ防止剤を塗布するなどして、その後適切なトルクでフレアナットを締付て冷媒管内の気密性を保持するようにする作業が必要なので、ある意味取付作業を行うのと変わりない作業が必要です。
最終的な冷媒ガスの充填は厳密な計量を行いつつ徐々に補充することが大切で、間違っても一気に充填するようなことはしないのが鉄則です。
少し入れてはいったん止めてしばらく放置してまた少し入れるを繰り返すことで冷媒ガスが安定して入るので、徐々に徐々に入れるよう心掛けてください。
そして規定量を守って充填を完了することでエアコンの能力を最大限引き出すことができるようになるので、そのためにも正確な計量ができる信頼性の高いチャージングスケールが必要なので、使用実績の豊富な信頼性の高いものを紹介するので、ご覧ください。
高精度チャージングスケール
今持ってるのはこれなんだけど、ほかの空調関連業者もよく使ってるのを見るので、結構使われてる機種だから信頼性は抜群でしょう。
現場での使用実績も十分だし、実際に使った感想としてもとても使いやすいチャージングスケールなので、これはお薦めです。
タスコ(TASCO) チャージングスケール
タスコのチャージングスケールだけど、信頼性に関しては使用実績から考えても全く問題ないけど、
重さを測るだけにしてはあまりにも価格が高いような気もするよな。
でも、中国製の信頼性の無い安物を買うような冒険はできないしな・・・🤔
BBK チャージングスケール
BBKのチャージングスケールならお薦めはLMC-400かな。
安いし、それでも精度的には問題ないレベルだし、BBK自体が実績のあるメーカーだから、信頼できるのでので、お薦めすることに迷いは生じません。
フソー(FUSO) チャージングスケール
ここまでに紹介したものは既に日本国内で十分な使用実績があり、メーカー的にもよく知られた会社なので、サポート体制もしっかりしてて、信頼のおけるメーカーです。
最近は中国製と思しき怪しげなものが、の日本製の半額以下、どうかすると1/3以下なんて値段で売ってるのを見掛けるけど、ほとんど博打に近いくらいのリスクがあるものが多いようなので、仕事で使うにはあまりにもリスクが大きすぎると私は思ってるので、一切紹介しませんが、仕事以外で精度をそんなに求めないのなら探して見るのもいいんじゃない。
あくまで自己責任でお願いしますけどね。