インバーター発電機 電源確保のツールとして重要です。
作業現場に仮設電源等が無いときに役立つのが発電機だし、そもそも電気工事では停電工事も多いし夜間工事も多いので、ある意味インバーター発電機は必需品だと思います。
最近はエンジン発電機もインバーター制御されたもになっていて、より安定した電圧を確保できるようになっているので、ほぼすべての電源として利用できるようになっています。
インバーター制御が導入される前は、エンジン回転のバラツキで電圧が変動していたので、電動工具の中には安定して使えない機種もあったと聞いていますが、私の知る限り今はそんなことはありません。
それだけ今のインバーター発電機は安定した出力を確保できるという事で、これは現場で使う時も大切なことだし、災害時の避難所等で使うときにも重要な要素です。
災害時に大切なものに情報があるけど、今はスマホで情報を見るのが一般的で、各自がスマホで必要な情報をみて、次の行動を決める指針にするけど、それもスマホの充電が出来て初めてできることで、その電源を供給するためにもインバーター発電機を備えておくことが求められています。
そのため各自治体の備蓄倉庫にインバーター発電機を備えてる自治体が増えています。
災害対応にも威力を発揮するインバーター発電機だけど、現場サイドからすれば十分な燃料と安定した電源の確保が重要なので、現場に必要な容量を確保できるものを選んで備えておくことが大切になってくるので、ここに幾つか紹介するので、ご覧ください。
ヤマハ(YAMAHA) インバーター発電機
一般普及型インバーター発電機の代表格で、現場作業や露店等電源確保が難しいところで使われてるもので、交流電源50Hz/60Hzを切替ることで西日本から東日本まで対応できるので、広く普及してるタイプです。
比較的安くて高出力なのは良いんだけど、運転音がを遮るものが何もないので、静かなところで使うとかなり五月蠅いのがネックです。
地域限定インバーター発電機
現場でよく使われてる地域限定インバーター発電機です。
利用地域が西日本、東日本に限定されてるので、50Hz/60Hz限定の電動工具を使うなら、どちらかのインバーター発電機を選ばなくてはならないデメリットはあるけど、その分値段が安いのが魅力だよな。
防音型インバーター発電機
インバーター発電機でも最近は防音型が主流で、夜間の住宅街での作業や災害時の避難所のように運転音が気になるシーンでの利用が多くなってるので、防音型が急速に普及した経緯があります。
最近では災害時や停電時に街中で発電機を使って臨時のスマホ充電ステーションを設けるケースもあるので、そんなときにも使われてるようです。
車輪の付いた大型の物ならそこそこの出力を確保できるけど、他のものでは0.9KVA程度と出力的にどうなのかという問題があるけど、作業内容や利用状況を考慮して必要なものを選べばいいだけの話なので、そこは個々の判断に委ねます。
ホンダ(HONDA) インバーター発電機
ヤマハ(YAMAHA)にホンダ(HONDA)のインバーター発電機だけど、どっちも発電機のエンジンは4サイクルエンジンを採用してるようです。
4サイクル エンジンオイル
どっちもバイク用のエンジンオイルだけど、インバーター発電機でも問題なく使えるし、信頼できるメーカー品だから安心して使えるのが一番です。
オイルジョッキ
オイルジョキを使うことで、こぼさず、周りを汚すことなくエンジンオイルを入れられるので、一緒に用意してほしいですね。
ガソリン携行缶[亜鉛メッキ鋼鈑]
ガソリン携行缶[ステンレス]
ガソリン携行缶に関して、京都アニメーション第一スタジオの放火殺人事件(青葉真司被告)以降、以前にも増して身分確認が厳格化されてるので、ガソリンを携行缶で買う時には免許証やマイナマカード等顔写真付き身分証明書の提示が求められるようになって、提示しない場合、購入を拒否されるので、必ず身分証明書を持参してください。
ガソリンを携行してすぐに使う場合は[亜鉛メッキ鋼鈑]製で良いけど、長期保管する場合は[ステンレス携行缶]にすべきで、尚且つ可燃物と一緒に保管することは避け、通気性の良い屋外施設で保管するべきです。
ガソリンは揮発性が高いので、閉鎖的な屋内で保管してガソリンが気化して漏れ出して充満したところに少しでも火花が飛べば、大爆発する可能性が高く危険なので、保管には十分注意する必要があります。
カセットガス使用発電機
この二台はメジャーなホンダ(HONDA)とヤマハ(YAMAHA)の発電機なので、安心して使えるし、メンテナンスも完ぺきなので、故障してもすぐに対応してくれるので、いざというときに間に合うように修理してくれるので安心です。
それとガソリンと違ってねんりょうとなるカセットボンベは保管が簡単だし、取り扱いも簡単なので、発電機を使い慣れてない人でも簡単に扱うことができる反面、燃料消費が激しくて長時間使うにはどちらかというと不向きな感じがします。
その他のインバーター発電機
EENOURは中国企業が製造したもののようで、日本国内の規格を満たしているのか疑問が残ります。
一方、kareyouに関してはどんなに探しても製造元の記載は確認できませんでしたので、益々怪しい臭いがします。
因みに日本国内でAmazonに出品してるのは下記の二社です。 EENOUR 特定商取引法に基づく表記
kareyou 特定商取引法に基づく表記
こんな怪しいものを紹介してしまったことを若干後悔してます。
日本の製品より安いけど、その代わりと言っちゃなんだけど、メンテナンスなんて期待しないほうが良いと思う。
なんせ中国企業が作ってたり、どこで作ってるのかも分からない製品なんだから、使い捨てと考えるべきだろうな。
安物から入って、徐々に既成事実を重ねて、最後には日本の市場の独占を図ろうとする中国企業の常套手段に踊らされることなく、日本国内で安全に使えるものを使いましょう。