電気工事を行っている現場でも最近は安全への意識が高くなり、大手メーカーの工場などでは一般的なランヤードの使用不可などというところも出てきました。
先ごろ、私が電気工事を行っていた大手機械メーカーの工場でも、一般的なランヤードの使用が認められずフルハーネス型安全帯の使用が義務付けられていました。
はじめは「二丁掛けすれば大丈夫だろう」と思っていましたが、いざ現場に行ってみるとメーカー側工事担当者から、
「当工場内での高所作業の際は必ずフルハーネス型安全帯を使用してください」
と、朝からきつく言われてしまいました。
二丁掛けウンヌンと言う間もなくです。
まあ、事前に聞かされていたので、私はフルハーネス型安全帯を用意していましたから、
何の問題もなく高所作業車を使って作業を開始しましたが、ほかの方は用意していなかったようで、朝礼終了後慌ててどこかの工具屋さんへ買いに行ったみたいですが、全員分の数が揃わなかったようで、結局初日は予定していたうちの数名が高所作業をさせてもらえず、作業人員が減った分、この日予定していた作業を完了することができませんでした。
当然、その分は翌日に持ち越しですから、翌日の作業はかなりハードなものとなったことは言うまでもありません。
こんなことを感じていたら、やはり高所作業でのフルハーネス型安全帯の着用が完全義務化され、今では普通になりました。
藤井電工(TSUYORON) |
藤井電工(TSUYORON) |
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紹介した2点のフルハーネス型安全帯は、規格改正後の新規格適合品なので、これから買うのならこちらがおすすめです。
現場では、まだ旧規格品と新規格品が混在していますが、今後は新規格品でなければ高所作業ができなくなるでしょうから、新規格品を紹介しておきました。
藤井電工(TSUYORON) |
藤井電工(TSUYORON) |
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藤井電工(TSUYORON)のツインランヤードを紹介しましたが、いずれもショックアブソーバー付き安全設計のものなので、みなさんも自身の身の安全を考えて、より安全なものを選ぶようにしてください。
タジマ(tajima) |
タジマ(tajima) |
タジマ(tajima) |
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タジマ(tajima) |
タジマ(tajima) |
タジマ(tajima) |
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タジマ(tajima)から販売されているフルハーネス型安全帯ですが、初めて購入するならランヤード付きを選ぶといいですよ。
ランや^度付きなら、そのまま現場で使えるので、ランヤードを別に探す手間も省けます。
どうせランヤードが無ければ意味のないものですから、必要なものがセットになってるほうがお買い得だと思うので、みなさんにもランヤード付きをお勧めいたします。
フルハーネスベルトやランヤードが損傷した時は、個別に購入すれば問題ありません。
なので、次はタジマ(tajima)のランヤードを紹介しておきますので、必要な時に見てください。
タジマ(tajima) |
タジマ(tajima) |
タジマ(tajima) |
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タジマ(tajima)のダブルランヤードを紹介しましたが、いずれも新規格をクリヤしたものなので、安心して使うことができます。
見てわかるように3種類それぞれに特徴があるので、高所作業時のことを考えて選ぶようにしてください。
何より自身の安全が第一ですからね。
次はスリーエム(3M)社のフルハーネスベルトとランヤードを紹介しておきます。
スリーエム(3M) |
スリーエム(3M) |
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スリーエム(3M)) |
スリーエム(3M) |
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スリーエム(3M) |
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スリーエム(3M) |
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紹介したフルハーネス型安全帯ベルトは現場でもよく見かけるものです。
フルハーネス型安全帯の使用が完全義務化され電気工事のように高所作業を行う者にとってフルハーネス型安全帯は必須となったので、自分に合ったものを見付いて購入するようにしてください。
またランヤードに関しては、ショックアブソーバー搭載のものを選ぶようにしてください。
まさかとは思いますが、もし高所から墜落するようなことがあると落下距離が長くなれば身体に受けるダメージが大きくなるので、ダメージ軽減のためにもショックアブソーバー機能は外せないところです。
タイタン(TAITAN) |
タイタン(TAITAN) |
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フルハーネス型安全帯完全義務化が施行され、現場での高所作業時の完全使用が求められ、施行直前には一時期品薄状態になりましたが、ようやく落ち着き始めたようですね。
自分の命を守ってくれるものですから、信頼できるものを選ぶようにしてください。
最近は、命を預けるランヤードや安全帯にも中国製の安物が出回ってるようですが、とても私はそんなものに命を預ける気にならないので、ここで紹介することはしませんでした。
値段だけみたら、信じられないくらい安いので、中には買う人がいるかもしれませんが、本当に命が守れるかは、甚だ疑問だと私は思いますよ。
そんなのを使って、事故に遭遇しても労災認定されるんでしょうか・・・