エアコンの取付が終わって真空引きも終われば、最後に行うのが冷媒ガスバルブの開放です。
冷媒ガスバルブを開放しなくてはどんなに完璧な取付をしたとしても、冷房も暖房も使うことができません。
こんなことは一般の方でもご存知です。
冷媒ガスバルブは低圧、高圧それぞれにあって、両方開放する必要がありますが、まず高圧(細い配管)側から開放します。
最初は少しずつ開放し、ある程度ガスの流れが落ち着いてら、しっかりと止まるまで開放します。
その後、低圧(太い配管)側のバルブも開放します。
これで、エアコンの冷媒ガスはコンプレッサーを通り、室内機を循環するようになり熱交換が行われ冷房、暖房それぞれの運転ができるようになり、
快適な空間を生み出せるようになるのです。
ですから、最後のバルブ開放及び試運転までがエアコン取付工事なので、バルブ開放用の六角レンチは必須工具です。
六角レンチが無ければバルブ開放ができないので、エアコンの試運転すらできずお客さんに迷惑を掛けてしまうことになり、信用すら失いかねない事態を招く可能性だってあるんです。
なので、小さな六角レンチでも忘れてはいけません。
でも、冷媒ガスバルブのサイズもメーカーにより、違う大きさのものがあり、それに適応するサイズのものが必要になるので、私は六角レンチはセット品を購入するようにしてます。
ルームエアコンの多くいは同じ大きさなのですが、東芝のエアコンだけは他社のものと違って少し大きなサイズです。
また、業務用エアコンなどもサイズの違うものがあるので、業務用エアコンを取扱う方はセット品の購入をおすすめしておきます。
セット品といってもさほど高いもんじゃないですし、電気工事でも何かと使うことの多い六角レンチですから、エアコン工事で使わないサイズでも、まったく無駄になることもありませんから、みなさんにも六角レンチのセットをおすすめしておきます。
^^
TRUSCO ボールポイント六角棒レンチセット
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今私が使ってるのがこの六角レンチセットです。
本当は、KTCの六角レンチセットが欲しくて探したんですけど、あまりの価格差に諦めて、これで手を打ったというわけです。
でも、ボールポイントは外せなかったので、ボールポイント付きのものをと思って探したら、この商品に行き当たって代用品として購入しましたが、使いはじめて今は満足してます。
(o^―^o)ニコ
京都機械工具(KTC) |
京都機械工具(KTC) |
京都機械工具(KTC) |
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私が欲しかったKTCの六角レンチセットです。
私が諦めた、理由がお解かりいただけたでしょうか?
確かに、KTCの工具は、使いやすくて良いんですけど、
たかがと言っては何ですが、六角レンチにこの値段はやっぱり・・・
と言う訳で、トラスコの六角レンチにしたんです。
トラスコ中山(TRUSCO) |
トラスコ中山(TRUSCO) |
トラスコ中山(TRUSCO) |
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トラスコの六角レンチを見ていただきましたが、
エアコンの冷媒ガスバルブの開放やちょっとした工具ネジの締付けくらいなら
ナイフ式やリング式の六角レンチでも十分だと思いますが、
どうせ買うなら、私が使ってるボールボールポイント付きがおすすめです。
狭いところでの締付けには、抜群に使いやすいですからね。^^
ここで六角レンチ選びの注意点ですが、
ご存知のように六角レンチには、
ミリサイズのものとインチサイズのものがあるので、
購入前には、その点をしっかり確認するようにしてください。
間違って購入してしまうと、使い物にならないことになりますから、
十分注意して、しっかり確認するようにしてくださいね。
ここで紹介したのは、数点ですが、
ほかにもたくさんあるので、ほかのものをお探しなら、
サーチボックスを利用してください。m(_ _”m)ペコ
エアコン取付作業の基本的な作業手順を知りたい方は下記サイトが参考になると思います。