エアコンの冷媒がガス漏れによって少なくなり補充が必要なときの必須工具です。
現行の冷媒は大別して、R410A、R407、R32、そして少なくなったとはいえまだ残るR22の4種類があります。
現在、R22に関しては国内では生産されておらず、回収されたものは破壊処理が行われていますので入手することはできません。
しかし、ネット上ではC国などからの輸入によって、未だに流通しているのが実情です。
また、国内にはR22使用のエアコンが、今も現役で稼働中だということがいえます。
でなければ、需要が無いのですから、わざわざ売れないものを輸入するはずもありませんからね。
しかし、現行国内で販売されているエアコンは先にあげた3種類、R410A、R407、R32、のいずれかが使用されています。
新冷媒と、呼ばれるもので、R22フロンガスのように、地球のオゾン層を破壊することなく地球に優しい冷媒として開発されたことはみなさんご存知だと思います。
しかし、旧来のR22フロンガスと違って冷媒効率を上げるためにはさまざまな制約があり、その一つが圧縮比を約1.5倍に引き上げなくてはなりません。
このため発売当初、急にエアコンの価格が跳ね上がったものです。
また、新冷媒はその使用量も厳密に計測する必要があり、多すぎても少な過ぎても冷暖房効率が悪くなり、必要以上に電気の消費量が増えてしまいます。
それどころか酷い場合にはまったく冷暖房が効かなくなることもあり、冷媒の包入量を厳密に計る必要があります。
そのためには、正確なゲージが必要になることはおわかりですよね。
そこで必要なのがチャージングスケールです。
エアコンの設置場所はさまざまですから、どんなところでも正確に計量して、適正量を包入する必要がありますので、機動性がよく尚且つ正確なものが求められますのでおすすめのチャージングスケールを紹介しておきますので、みなさんの必要な機能を備えたものを選んでください。
TASCO エレクトロニックチャージャー
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私がこの機種を選んだのはチャージ口が付いていることが要因です。
チャージ口があることでチャージホースのセッティングが簡単で、素早くチャージ作業に取りかかれるからです。
TASCO |
TASCO |
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BBK チャージングスケール BS-502 | BBK チャージングスケール LMC-200 |
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FUSO(フソー) |
FUSO(フソー) |
FUSO(フソー) |
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私が使ってるもののほかに、【タスコ】【BBK】【フソー】と3社の主要製品を紹介しておきましたが、最近は聞いたこともないようなメーカーで激安のものもあるようです。
でも、製品的に信用できるのかということと、サポート体制はどうなのかが気になって私は使ったことがありませんし、今後もおそらく使うことはないと思いますが、みなさんの中にそのようなものでもいいという方がいらっしゃったら、サーチボックスで探してみてください。
山のように出てきますよ。
エアコン取付作業の基本的な作業手順を知りたい方は下記サイトが参考になると思います。