計測機器絶縁抵抗計 電気設備の絶縁状態を調べる大切な機器です。
電気工事を行い、引渡し前に行う電気の大切な測定が絶縁抵抗測定です。
メガー測定には漏電、感電、火災等を未然に防ぐための重要な測定なので、絶縁抵抗計は測定対象に対して適切な高電圧を印加できるものを選ばなくてはなりません。
現在販売されている絶縁抵抗測定の多くは、多レンジ仕様のタイプがほとんどなので、一台あれば多くの測定環境に対応することができます。
例えば、100V回路の絶縁測定であれば内線規程内線規程 JIS C1302(絶縁抵抗計)では125Vを印加するのが推奨されていますが、
新築時の引渡し前のメガー測定ではより厳密な検査を行うため、回路電圧の5倍程度の500Vを印加して測定することもあります。
但し、この場合測定回路に精密機器等が接続されていないことが条件になります。
精密機器の多くが想定以上の電圧が掛かると内部基盤等が破損するおそれが高いので、測定前に対象回路にこれらの機器が接続されていないことを念入りにチェックする必要があります。
因みに、LED照明器具も内部基盤にICチップ等が含まれるので、注意が必要です。
絶縁抵抗計は電気工事が適切に行われているかの大切な検査なので、回路に通常より高い電圧を印加して耐圧検査を行うのが一般的です。
電気工事士なら、このあたりは日々実践されてるでしょうから、お分かりだと思いますので、これ以上書きませんが、
日々の電気工事の中で行う絶縁抵抗測定で最も重要なのは、完ぺきな状態で引渡しできるように、検査段階で少しでもおかしな点があれば、可能な限り改善を図り、完ぺきに近い状態まで持っていくのが電気工事士として大切な責務です。
絶縁抵抗値が悪いと漏電、火災、感電等重大事案に該当する原因を発生させる危険性が極めて高いので、
慎重かつ厳格な測定が求められるので、使用する絶縁抵抗測定も使用前の点検をしっかり行い、完ぺきな状態で測定しなくては正確な測定が出来ず、結果的に不完全な状態で引き渡してしまいかねないので、
まずは絶縁抵抗計を慎重に選びたいものです。
ここで紹介する絶縁抵抗計は以下の国内三社の製品なので、安心選ぶことができます。
とは言え、各メーカの全ての機種を使ってるわけじゃないので、絶縁抵抗計の使用感等は、レビューを参考にし、詳しい仕様はメーカーHPへリンクしてあるので確認してください。
ここで紹介するのは、
の三社の製品です。