電気工事に使うパワーカッター
電気工事で使う充電式の丸鋸の紹介ですが、私の仲間内では、
「パワーカッター」と呼ばれていて、その多くがパナソニック(Panasonic)製の充電丸鋸を使っています。
それもそのはずで、パワーカッターの名称は、パナソニック(Panasonic)の登録商標で、その製品にしか使われていない名称なので、同じものを呼ぶときに製品名で呼び始めたのがきっかけだったようで、
今では充電丸鋸全般をパワーカッターと呼ぶようになっています。
充電丸鋸は、据え置き型のバンドソーのように精度の高い切断には不向きだけど、素早く切断したいときには、簡単に取り出せて、すぐに使えるので、使い勝手はかなりいいもので、多くの電気工事の現場で使われている、切断工具です。
お手軽な切断工具だけど、キッチリ罫いて、定規を利用すれば、かなり正確な切断も可能なので、少ない加工なら、パワーカッターだけで済ませることも少なくないのが実際のところです。
只、チップソーでの切断なので、切断時にかなりの切粉が散乱するので、後の掃除が大変だし、目に対する安全対策を怠ると、眼球に突き刺さる危険もあるので、万全の安全対策が必要です。
用途としては、金属配管材等の金属切断や、木工用刃での木材切断等、通常の丸鋸と同じような使い方をするものだけど、大きな特徴は一般的な丸鋸と違って、刃の部分の保護カバーが大きいので、横から切粉が飛び散ることが少ないので、比較的安全だというのが最大の特徴でしょう。
電気工事では、天井の下地切断のために下から切断することもあるので、安全面に対する要求が高いので、パナソニック(Panasonic)のパワーカッターが重宝されてるのだと思うので、このページでも一押しは、パナソニック(Panasonic)のパワーカッターという事になりますが、他社の充電丸鋸も紹介しておくので、必要なかたは、見てください。
パナソニック(Panasonic)パワーカッター
パナソニック(Panasonic)パワーカッターのデュアルシリーズ製品なので、14.4、18V両方のバッテリーが使えて、便利だし、ある意味たくさんのバッテリーが使えて経済的だし、連続使用の時でも充電切れの心配がなく、安心です。
紹介してるセットは専用ケースに収められてるけど、
個人的な意見としては、専用ケースはデカすぎて邪魔でなので、
本体だけを作業車に積むようにしています。
マキタ(makita)充電丸鋸
マキタ(makita)の中では、一番サイドカバーが大きいもので、それなりの安全性は、確保されてるのでしょう。
これなら、パナソニック(Panasonic)のパワーカッターと比較しても遜色ないんじゃないかな。
このタイプは、ほぼ普通の丸鋸だから、切粉の飛散防止の効果は、期待薄なので、使うときは、万全の安全対策をして、覚悟を決めて使ってください。
電気工事の中で、そこまでしてこの機種を使うメリットを感じられないので、電気工事士としては、「こんなのもあるよ。」程度の見方でいいでしょう。
木造建築の工事が多いのなら、役立つかもしれないけどね。
ハイコーキ(HiKOKI)チップソーカッター
充電丸鋸よりハイパワーでなので、アングルのように肉厚な鋼材でも簡単に切断することができるので、機器据え付けの架台を作ったりするのなら、かなり便利でしょう。
でも、電気工事士が自ら機器据え付け用の架台を作るなんてあまり聞いたことがないけどね。
紹介したのは、ハイコーキ(HiKOKI)の36V仕様の充電式だったけど、さらにパワーが欲しいなら、100V電源式のチップソーカッターを使うといいでしょう。
という事で、ハイコーキ(HiKOKI)の100V電源式のチップソーカッターを一つ紹介しておきましょう
100V仕様 チップソーカッター
100V電源チップソーと聞いて真っ先に思う浮かぶのは、新ダイワ(Shindaiwa)のそれだけど、今ではどのメーカーも同じような能力だから、価格と性能を考えてハイコーキ(HiKOKI)製を紹介しました。
マキタからも同様の製品が販売されてるので、気になったら調べてください。
といってもやっぱり、電気工事にはさほど必要じゃないので、時間の無駄な感じがするけどね。