おすすめのソケットハンマー
電気工事ではあまり使わないように思うハンマーですが、意外に使用頻度の高いものです。
電気工事士が使うハンマーは大工が使ってるハンマーと違って、二つの用途を併せ持ってるもので、
一つ目は普通のハンマー同様に物を叩く、もう一つは三分ナットを締め付けられるということです。
電気工事ではいろいろな場面でボルトとナットを使うことが多く、大半は三分ナットとボルトを使用します。
三分ナットの締め付けができるように、柄の部分にソケットレンチがあるので、一々、モンキーレンチ等を持ち出さなくても電工ハンマー一本あれば簡単にナット締めが行えるので、現場作業の中で使用頻度が高くなるわけです。
日々、電気工事を行ってる方ならご存知でしょう。
今は他の業者も数多く使ってるので、その使いやすさは折り紙付ということでしょう。
電気工事士だけじゃなく、軽天屋、設備屋、空調屋、etcとさまざまな業者に活用されている電工ハンマーですが、電気工事や、空調工事では無くてはならないものとなっています。
空調工事では天井埋込エアコンの高さ調整を行う際にはエアコン本体と天井とのわずかな隙間からナットを回さなくてはならないので、通常のモンキーレンチなどではとても困難な作業ですが、電工ハンマーのソケットレンチを使えば簡単に出来るし、電気工事でもケーブルラックの吊り込み作業などでもその威力を発揮してくれます。
その他の場面でも活躍してくれる、電工ハンマーを持ってることで作業を効率よくすることができるので、電気工事をするみなさんに持ってもらいたいものだと思っています。
デンサン(DENSAN) 電工ソケットハンマー
デンサン(DENSAN)の電工ハンマーですが、右側がよく見かけるソケットハンマーで、右側は、ソケット部分が細くなっているので、ダクターチャンネルの間に入るので簡単に締付作業ができるので、私としては右側のDH-290Sをお薦めしたいですね。
マーベル(MARVEL)/プロメイト(PROMATE)
マーベル(MARVEL)とプロメイト(PROMATE)として紹介しましたが、元は同じでマーベル(MARVEL)の別ブランド的な扱いなのですが、なぜ分けているのか、理解に苦しみます。
┐( ̄へ ̄|||)┌ う~ん
製品的にはデンサン(DENSAN)とほぼ同じで、用途も同じなので、どちらを選ぶかは使う人の好みです。
電工ダクトレンチハンマー
SK11 電工レンチハンマー
レースウェイ対応
各種ソケットハンマーを紹介しましたが、すべて電気工事にも使えるものばかりだし、電気工事に限らず他業種でも使えるものです。
通常のソケットハンマーとレースウエイ対応のものがありますが、
レースウエイ対応品ならレースウエイの溝の隙間に入るので、ナット締めが簡単にできるのでどちらかというとレースウエイ対応品を私は、お薦めしておきます。
ハンマーホルダー
最後にハンマーホルダーを紹介しましたが、これも腰道具としては大切なものだと思います。
腰袋にハンマーを入れてると、何かと邪魔になるものですし、高所から落下させたりすると、凶器に早変わりしますのでとても危険です。
そんなことにならないようにハンマーホルダーを活用してください。