おすすめのコンベックス
建築現場で働く監督、職人すべてのにとって必需品なのが、コンベックスでしょう。
何をするにしても寸法撮りは、不可欠なのでコンベックスが無くては何も作業が始められないし、図面から読取った寸法を実際に計測するのもコンベックスだから、どの業種の職人にとってもコンベックスは欠くことのできない必須アイテムです。
現場調査の段階で敷地を測ったり建物の大きさを測り、部屋の広さを測ったりしなくてはならないし、
現場作業ではFL、GLの墨だしも、間仕切りのヨリ墨を出すのもすべてコンベックスで測ります。
電気工事での計測作業は床面や壁面だけでなく、照明器具等の取り付け位置を計測するため、天井面での計測も多いので、幅広コンベックスを使う人がほとんどです。
幅の狭いコンベックスだと途中で折れて天井面での計測が効率よくできません。
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当然、私も幅広で腰の強いコンベックスを使っています。
このほかにも、天井内での配線や壁への落とし込みのときにもコンベックスを予備線代わりにしたりと、本来の目的以外の使い方をすることも多いと思うので、電気工事士としてはコンベックスは便利なアイテムなのですが、壁の中に差し込むときには、壁の中で挟まって抜けないことがあるので、注意が必要です。
みなさんも、それぞれお気に入りのメーカーのものを使ってると思いますが、ここでは私のおすすめのものをいくつか紹介しておきますのでご覧ください。
タジマツール(tajima)
![]() | セフG3ステンロック25 SFG3SL2555BL 幅広で腰が強いので長い距離を測るのに便利です。 これなら、天井面の計測も楽々です。 ステンレステープなので、多少濡れても錆びることも無く、 いつでもきれいな状態で使えます。 |
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濡れたスラブで鉄筋の下を通して墨出しをすると、テープが錆びて寸法を読み取りにくくなるけど、このコンベックスは、ステンレステープなので、錆びることなく、いつでもきれいな状態で、計測することができるので、快適です。
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剛厚セフコンベ
セフコンベ
Gロック/セフΣストップ
ここまでが落下防止 ホルダー付きのコンベックスです。
ベルトに取付けることで、腰袋の中のものを取り出しやすくなるし、落下させるリスクの低減にもつながるので、専用の落下防止 ホルダーの使用をお薦めします。
それでも落下防止 ホルダーは、必要ないという方のために、落下防止 ホルダー無しのコンベックスも幾つか紹介しておきます。
コンベックス本体のみ
私は、落下防止 ホルダー付きを使っているので、使い易さを実感してるので、絶対落下防止 ホルダー付きをお薦めしますが、もし後から買い足そうとしたり、使ってるのが壊れたときには、落下防止 ホルダーのみを買って、使えばいい話なんですけどね。
という事で、落下防止 ホルダーも紹介しておきます。
落下防止 ホルダー
腰ベルトに取付ける落下防止ホルダーですが、私は左側のSF-BHLDを使って、安全ロープを取付けてあるので、仮に手が滑っても、落下することは無いので、高所作業の時には安心ですからね。
現場では、安全より優先されるものはないので、出来る安全対策はしておくべきです。
タジマツール(tajima)のコンベックスを紹介しました。
私は以前、ホームセンターで買った安物のコンベックスを使って酷い目にあった経験から、計測関連は信頼できるものでないと、という思いが強くなったので、Meid in JAPAN にこだわっています。
安物で計測すると、数ミリ違うのは当たり前のようですので、厳しい検査のところでは使えません。
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非電導スケール
非電導スケールは種類が少なく、他に比べて高額なので、使ってる人は少ないのかもしれませんが、
活線作業では一般のスチール製スケールでは短絡の危険があるので、
使用を禁止しているところもあるようです。
短い距離なら、100均で売ってるビニール製のメジャーでもいいんじゃないでしょうか。