真空ゲージ で気密性の確認をしっかりする。
エアコンの冷媒管を繋ぎ終わって最後に真空作業をするのに必要なのが真空ゲージもしくはマニホールドです。
エアコンの取付に必要なのは気密性を確認できるものなのでゲージマニホールドより真空ゲージの方が使いやすくてお薦めです。
以前は全てアナログだったものが徐々にデジタル化が進んで、今ではデジタルに慣れてしまってアナログでの微妙な変化を見分けるのが難しくなったと感じてしまいます。
それだけ数値でしっかり確認できるデジタルの方が使いやすいという事だし、
今使われている冷媒の性質上圧縮比を高くしなくてはなず、より一層厳密な気密性が求められるようになってるので、微妙な漏れでも目視できるデジタル真空ゲージはもはや常識と言っても過言じゃない気がする。
新規のエアコンの取付けや移設エアコンの取付が主な業務なら、ゲージマニホールドは必要ないだろうし、シングル真空ゲージがあれば十分でしょう。
ゲージマニホールドが必要になるのは故障診断等のメンテナンス時がほとんどなので、エアコン修理を行わないのであれば、ゲージマニホールドを使うことはないだろうし、持っておく必要もないでしょう。
正直、私も持ってるものの、ここ何年も使った記憶がない。
それほど必要ないものになってると言っても過言じゃない代物です。
なので、このページで主に紹介するのは真空ゲージが中心で、ゲージマニホールドに関しては少しだけ紹介する程度にしてあるので、もしゲージマニホールドを探してるのなら、期待外れになる可能性もあるので、その点はご承知おき願います。
それでも使いやすいものを紹介するので、エアコンの取付に必要なものは見付ると思ってもらって差し支えないと確信してます。
デジタル真空ゲージ
今使ってるのがこれです。
ほぼ、真空ポンプに取付けたまま保管して、そのまま現場に持ち込むので、すぐに作業できるので楽だし、
デジタルゲージだから確認も容易で僅かな漏れも見逃しません。
私個人的にはこれ一択で十分だと思ってるので、一推しです。👍
アナログ真空ゲージ
こっちが最初に紹介したデジタル真空ゲージのアナログタイプです。
取付け方もデジタル真空ゲージと同じなので、シーズン中は付けっ放しでもいいんじゃないかな。
シングルマニホールド
シングルゲージマニホールドでも簡単な運転中の圧縮圧等を確認することで、コンプレッサーの異常等を判断することができるので、あると便利なのは間違いない。
エアコンの取付が主な業務でもこのくらいは持っておいたほうがいいんじゃないかな。
ゲージマニホールドセット
初めてゲージマニホールドを買うのなら必要なものがセットになったのがお薦めです。
これなら届いたその日から使えるので、あれこれ探す手間も省けて便利だよ。😀
これを買うのなら、真空ゲージを買う必要もないんだけど、作業性を考えたらそれはそれであったほうがいいんじゃないかと私は思いますけど、決めるのはあなたです。
タスコ(TASCO) ゲージマニホールド
タスコのゲージマニホールドだけど、それなりの価格なので本当に必要なければ、買う事もないんじゃないかな。
ちょっとした情報だけど中国製と思しき馬鹿みたいな値段のマニホールドも見掛けるので、それなら3000~4000円ちょっとくらいで買えるけど、正直お薦めはしません。
そもそもそんな値段の物が信用できるのかという素朴な疑問が湧くし、人に薦められるような代物か疑わしいので、私はお薦めしません。
チャージホース
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TA133AF-1(150cm)
TA133AF-2(150cm) TA133AF-3(150cm) | TA133AF-1(150cm) TA133AF-2(150cm) TA133AF-3(150cm) |
TA132AF-1(92cm)
TA132AF-2(92cm) TA132AF-3(92cm) | TA132AF-1(92cm) TA132AF-2(92cm) TA132AF-3(92cm) |
チャージホースも真空ゲージを使ってエア抜きするだけなら1本あればいいだけです。
私は真空引きするときは150cmの少し長い方を使います。
真空ポンプを使うのに狭いところや屋根等では室外機の上に真空ポンプをおくことになるので92cmでは少し短く、真空ポンプが傾くので、余裕をもって150cmを使うようにしてます。
これも永年の経験からくるものなので、参考にしてください。