簡易漏電遮断器 今やこれが無ければ電動工具は使えません。
建築現場で100V仕様の電動工具を使うのであれば、簡易型漏電遮断器が不可欠で、
その代表的なものが「ビリビリガード」というテンパールが創った製品で、多くの職人が持ってるものです。
大手ゼネコンの現場では電動工具を使うためには持込工具の許可を取らなくてはならないし、実際に使うときには簡易型漏電遮断器が必要になる。
簡易型とはいえ漏電遮断器なので、電動工具が漏電してる時には即座に電源を遮断してくれるので、作業者を感電事故から守ってくれるし、漏電による仮設電源の遮断を防いで他の業者への影響を抑える役割もある。
ゼネコンにしてみれば、こっちが主目的のような気もするけどな。
(¬з¬)
いろんなメーカーから多種類の製品が販売されおり、その中でも代表的なのが「ビリビリガード」だけど、これだけが認められてるわけじゃにので、他の製品でも問題なく各業者でいろんなものを使っている。
例えば、コードドラムに漏電遮断器の付いたものや、延長コードに付いたものなど、その形状も様々だし、その他にはもっと簡易なものをあったりして、どれを使うかは各業者に任されているので、このページに幾つか候補を紹介するので、ご覧ください。
簡易漏電遮断器 (ビリビリガード)
現場で一番見掛ける簡易漏電遮断器がこのビリビリガードでしょう。
いち早くゼネコンで採用されたのをきっかけに、一気に広まった感がある。
ハタヤ(HATAYA) 2P接地付 延長コード
ハタヤ(HATAYA)のこのタイプなら、手元に漏電ブレーカーがあるので、仮に何らかの理由で電源が遮断されたとしてもすぐに復旧することができるので便利です。
漏電遮断器が付いてない延長コードでもこれを使えば問題ないので、持ってとくとどんな現場でも電動工具を使うことが出来て、仕事に支障をきたすこともない。
因みに本社は名古屋市中区にあるようです。 ハタヤ(HATAYA)HP
漏電遮断器付きコードリール
10mと30mの漏電遮断器付きコードリールなので、仕事に応じて使い分けるのもありだし、
大は小を兼ねるじゃないけど、30mだけをもっっておくのも、選択肢としてはありでしょう。
いずれにせよ、簡易漏電遮断器が無ければ仕事にならないんだから、何がしかの製品を選ぶ必要があるけど、私のお薦めはやっぱりテンパールのビリビリガードだな。
安いし、小さいので、腰袋に入れて移動で着て使い勝手が良いので、一推しです。
日動工業(NICHIDO) 漏電遮断器付コードリール
日動工業(NICHIDO)の漏電遮断器付コードリールもハタヤ同様漏電遮断器もよく使われてる漏電遮断感度が15mAだから、問題なく感電事故から作業員を保護してくれます。
簡易漏電遮断器
左側はハタヤ(HATAYA)のBFX-013Kほぼ同等品で、右側な簡易漏電遮断器に一口コンセントが付いた物なので、コンセントに直接差し込んで使うので、こっちはビリビリガードと同じようなものだと考えて差し支えないでしょう。
因みに日動工業(NICHIDO)の本社は大阪府寝屋川市にあるようです。
⇒日動工業(NICHIDO)HP
大まかなところを紹介したけど、漏電保護性能に関してはどれも大差ないので、後は価格との相談だけだろう。
誰も同じ性能なのにあえて高いものを選ぶ者は居ないだろうから、ゆっくり値段と相談してください。
相談の結果最終的にビリビリガードに落ち着く人が多いようだけどね。
家庭用簡易漏電保護タップ
この二つは家の中で使える簡易なもので、洗濯機や電子レンジ等アースが必要な機器でアース端子が無いところに取付けると仮に漏電が発生しても即座に電気を遮断してくれるので安心だし、漏電による火災も回避できるので、転ばぬ先の杖として使ってほしいものです。
これはホームセンターや家電量販店などでもすぐに見付るので、簡単に手にすることができます。
家庭用簡易漏電保護タップといってもそこそこの許容電流はあるので、現場で使えないこともないので、選択肢の一つにしてもいいんじゃないかな。