ハンマドリル

鉄筋コンクリート造りの建物での電気工事では、壁や天井にアンカーを打込んだり配管やケーブルを通すための貫通作業を行ったりと、頻繁に活用するハンマドリルです。

それだけに能力的なものも大切ですが、扱いやすさもハンマドリル選びの大切な要素なので、いくら能力が高くても重くて扱うのが大変なものでは、疲れるばかりで作業効率が悪くなるし、逆に軽くて扱いやすいけど能力不足のものではこれまた作業効率は上がらないし、能力を超えた使い方をするとハンマードリル自体の故障原因ともなり、修理するか買い替えるしかないので、いずれにしても無駄な出費が嵩むことになります。

こんなことにならないように作業に応じたハンマドリルを選択することが大切だと私は考えているけど、
現場での使用条件によっても変わってくるので、使用状況もよく考えておくべきでしょう。

例えば仮設電源が無い現場では電源式のハンマドリルは使えないので、充電式のものが必要だし、コンクリートの壁を貫通し、配管材等を通すシーンにはそれ相当の貫通穴が必要で、充電式では能力不足の場合が多いので、100V電源式のハンマドリルが必要になります。

そのほかにも、仮設電源がありアンカーを数多く打ち込まなくてはならないときには、電源式で軽くて扱いやすいもののほうが効率的です。

このように、使用するシーンによって使い分けるほうが作業的にはより効率的なので、それなりにハンマドリルを用意する必要があります。

現在私が使っているものを紹介しておきますので参考にしてください。

おすすめの ハンマドリル

マキタ(makita)

マキタ(Makita) 充電式ハンマドリルHR183DRGXの画像です。充電式 ハンマドリル HR183DRGX 18V
 
マキタのこのタイプが出てから、買い換えました。
とっても軽くて打撃力もあり、
スラブに向かっての作業が楽になりました。
楽天はこちらマキタ(Makita) 充電式ハンマドリルHR183DRGX

ボッシュ(BOSCH)

ボッシュ(BOSCH) ハンマードリル GBH2-23REの画像です。SDSプラス ハンマドリル
GBH2-23RE


電源のある現場の
アンカー打ち等に使ってます。
ともかく軽くて、作業性は抜群です。
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ボッシュ(BOSCH) ハンマードリル GBH4-32DFRの画像です。SDSプラスハンマドリル
GBH4-32DFR

主に分厚い壁等に、
配管材を通す貫通を開けるのに使ってます。
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私は、この3機種を使っています。
マキタの充電式ハンマドリルは作業性を最優先に選びましたが、ボッシュ(BOSCH)の2種類は能力と価格を考慮して選びました。
同程度の能力のもので他社製品と比較したところ、ボッシュ(BOSCH)が一番リーズナブルだったので。
それでもホームセンターの製品と違い、プロ仕様なので少々過酷な使い方をしてもまったく問題なく使い続けています。

マキタ(makita)充電 ハンマドリル

マキタ(makita) 充電式ハンマドリル18V バッテリ・充電器付 HR171DRGXの画像です。マキタ(makita) 充電式ハンマドリル HR171DZK(本体のみ)の画像です。
マキタ(makita)
HR171DRGX
マキタ(makita)
HR171DZK
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マキタのハンマードリルの中でも人気の機種だけど、最初に紹介したHR183DRGXが後継機として登場してから、楽天市場で取り扱うショップが激減してるので、そのうち取り扱うショップが無くなるんじゃないかと思っていますが、物自体はとてもいい物なので、買って損のないハンマドリルだと思いますよ。

集塵機能付き ハンマードリル

マキタ(makita) 充電式ハンマドリル集じんシステム付 HR182DRGXVの画像です。マキタ(makita) 充電式ハンマドリル 集じんシステム付 HR244DRGXVの画像です。
マキタ(makita)
HR182DRGXV
マキタ(makita)
HR244DRGXV
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集塵機能付きハンマードリルもだいぶ一般的になってきたように感じます。

建築中の現場なら少々埃がたとうが、さほど気にすることもないけど、既存の建物の中では、埃をたてられないところも少なくないので、ハンマドリルも集塵機能付きのものでなければ、使わせてもらえない現場もあるし、公共施設の改修工事では、ハンマドリルの使用許可の段階で、型番から集塵機能の有無を判断されて、許可が下りないこともあったりするので、最低一台は持ってくべきでしょう。

パナソニック(Panasonic)ハンマドリル 28.8V

パナソニック(Panasonic) 充電ハンマードリル 集塵システム付 EZ7881PC2V-Bの画像です。集塵システム搭載 ハンマドリル
EZ7881PC2V-B

Φ28mmまでの貫通が可能なハイパワーモデルです。
屋内での改修工事なら十分すぎるパワーだし、
集塵機能も付いてて気兼ねなく使えるのが良いですね。
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私は、基本的にパナソニックの充電工具を使っていないので、何とも言えませんが、このモデルは、これ専用ともいえるバッテリーなので、他との共有は無理だから、ちょっと不経済な感じがするのが残念なところかな。

18V 充電マルチハンマードリル

パナソニック(Panasonic) 充電マルチハンマードリル EZ78A1LJ2G-B フルセットの画像です。パナソニック(Panasonic) 充電マルチハンマードリル EZ78A1X-B(本体のみ)の画像です。
パナソニック(Panasonic)
EZ78A1LJ2G-B
パナソニック(Panasonic)
EZ78A1X-B
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パナソニックのマルチハンマドリルは、発売以来人気の高い機種です。
18Vボディーでありながら、ハンマドリル機能はもとより回転ドリルとしても使えるし、何より軽いのが良いですね。
高所作業では軽さは、最大の売りなんじゃないかな。
いくら性能が良くても重い工具は扱いにくく、怪我のリスクも孕んでくるので、高所では扱いにくいものですからね。
マルチハンマドリルも新しく集塵機能付きのモデルが出たので、徐々にそちらにシフトしていくと思うので、現行モデルを買うのは、今がチャンスなんじゃないかな。

新モデル マルチハンマドリル

パナソニック(Panasonic) 充電ハンマードリル 集じんシステム付 EXENA Pシリーズ EZ1HD1J18V-Bの画像です。パナソニック(Panasonic) 充電ハンマードリル EXENA Pシリーズ EZ1HD1X-B (本体のみ)の画像です。
パナソニック(Panasonic)
EZ1HD1J18V-B
パナソニック(Panasonic)
EZ1HD1X-B
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新しくなってさらに小さく、軽くなったので取り廻しが楽だし、それでも一つ前のモデルと遜色のないパワーを持っているので、これまで同様の作業をこなせるし、さらに集塵機能搭載になって、使用範囲が広がって、使用頻度も上がること間違いないでしょう。

ボッシュ(BOSCH) ハンマドリル

ボッシュ(BOSCH) コードレスハンマードリル 吸じんアダプター付  GBH18V-26GDEの画像です。ボッシュ(BOSCH) ハンマードリル GBH18V-ECの画像です。
ボッシュ(BOSCH)
GBH18V-26GDE
ボッシュ(BOSCH)
GBH18V-EC
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ボッシュ(BOSCH)のハンマドリルですが、実際に使ったこともないし基本的に充電工具は、ほかの充電工具との兼ね合いで統一したほうがバッテリーの使いまわしが出来るので経済的だと考えているので、出来るだけ同じメーカーで揃えるようにしています。

次からは、100V電源のハンマドリルの紹介です。
連続作業が多いときや大口径の貫通は100V電源のほうが、使い勝手がいいので作業車に1台は載せておきたいものです。

100V 小型ハンマドリル

ボッシュ(BOSCH) ハンマードリル GBH2-28の画像です。マキタ(makita) ハンマードリル HR2631Fの画像です。
ボッシュ(BOSCH)
GBH2-28
マキタ(makita)
HR2631F
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100V電源のハンマドリルですが、最低このクラスくらいは持っておきたいものです。

ハイパワー ハンマドリル

マキタ(makita) ハンマードリル HR3011FCの画像です。ハイコーキ(HiKOKI) ハンマードリル DH40MCの画像です。
マキタ(makita)
HR3011FC
ハイコーキ(HiKOKI)
DH40MC
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このクラスのハンマドリルがあれば、細い配管やエアコンのドレンを通す程度の貫通なら簡単に空けることが出来るので楽だけど、コンクリートを貫通するときは貫通側の爆裂に注意しないと、防火パテ程度では隠れないこともあるので最後は慎重に貫通しないといけない。
とは思うけど、ダメなら補修を頼めばいいだけなんだけどね。

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