セーバーソーとレシプロソー
電気工事で使うセーバーソーとレシプロソーですが、どちらも同じ電動工具で、先端ブレードを前後させて、まるで鋸のように木材や鋼材等を切断するのに使う工具です。
ではなぜ、同じもので呼び名が違うのかというと、メーカーが名称を検討するときの考え方の違いだけでした。
レシプロソーを採用しているのは、主にマキタ(makita)、パナソニック(Panasonic)の2社が主で、
一方、セーバーソーを採用しているのは、主にハイコーキ(HiKOKI)、ボッシュ(BOSCH)のようです。
これらのメーカーは、日本国内でのシェアの大半を独占しているメーカーなので、双方の呼び名が並び立つ事になって、今に至っているという事のようです。
因みに、レシプロソーは、英語の「reciprocating(往復運動をする)」が由来となったそうで、
セーバーソーの方も英語の「saber(サーベル)」がその由来だそうで先端の刃の形状がそれに似ていたので名づけられたという話です。
したがって、どちらの呼び名の工具を選んでも問題ないし、後は好みの問題だったり、価格や仕事内容に応じて適したものを選べば良いという事です。
ですから、このページで何台か紹介するので、一度見てから検討するのも、いいんじゃないかと思って、このページを書いてみたので、内容を見てから検討して、自分に合った一台を選んでください。
マキタ(makita)100V レシプロソー
100V電源仕様のレシプロソーは、メーカーを問わず、よく使われてるので、現場で目にすることも多いですよね。
充電式レシプロソー
このタイプは、現場使用に耐えうる機種としては、コンパクトなので、電気工事のように狭いところでの使用を考えると、打って付の機種だと思思うし、多くの方が同じような思いから、使ってるんでしょう。
だから人気機種になってるんでしょうね。
18V仕様の中でも最もコンパクトなタイプだけど、小さくなりすぎて用途が限られて、かえって使いにくいような印象があり、どちらかというと、家の中で庭木の枝を切ったり、不要になったすだれなんかを小さく切断して、一般ゴミとして出したりするのに使うと便利だろうなと思うのは、私だけだろうか。
ハイコーキ(HiKOKI)セーバーソー
ハイコーキ(HiKOKI)の36V マルチ仕様バッテリー搭載モデルなので、ハイパワーが期待できる機種です。
このタイプのバッテリーが採用されてから、若干バッテリーの種類も少なくなったような気がするけど、まだまだ多すぎて、適合機種を探すだけでも一苦労です。
┐(×_×)┌
100V仕様 セーバーソー
100V電源仕様だからどちらもハイパワーで、ストローク数もかなり多いので、短時間で切断することができて、良い製品です。
ハイコーキ(HiKOKI)のセーバーソーを使ってる、業者も多いので、使わせてもらったことがあるので、その時の感想として、感じたことを紹介しました。
ボッシュ(BOSCH)セーバーソー
ボッシュ(BOSCH)のセーバーソーは、ほとんど見かけることが無いので、使用感を聞きたくても聞くこともできないので、どんなものか紹介することができないのが残念です。
商品レビューを参考にして、メーカーサイト等で商品仕様を確認して判断すると、間違いないでしょう。
パナソニック(Panasonic)充電レシプロソー
パナソニック(Panasonic)のレシプロソーって正直、ピンときません。
他社から比べたら、かなり後発だったような印象があって、未だに使ってる人が少ないので、現場での使い勝手がどうなのか、未知数なところが多いです。
その中でも、EZ47A1LJ2G-Bは、ペンインパクトのように可動式なので、かなり狭いところでも使えるんじゃないかと思われるので、ちょっと興味がありますね。