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結束バンド(インシュロック)黒と白の使い分けについて

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電気工事で用いる結束バンド(インシュロック)は、主に黒と白・乳白色です。
どちらも電気工事の現場でよく使われるものですが、標準グレードの白や乳白色の結束バンドを使うと紫外線や雨水、寒暖差などの影響で硬化・劣化して破断する可能性があります。

その違いについてこの記事で詳しくご紹介しますので、一読いただいて、適切に使い分けてください。

結束バンドの用途と使用場所の違い

結束バンド(インシュロック)の黒と白の最大の違いは、耐候性です。
大まかに言ってしまうと、

  • 黒は主に屋外用
  • 白は主に屋内用

と考えるのが一般的です。 この基本的な考えを頭に入れたうえで、以降の記事をご覧いただくと、用途に関する理解が深まります。

結束バンド黒の使用場所と特徴

結束バンドの黒色の耐候グレードは屋外使用に適しているので屋外で多く使われています。
電気工事以外でも、自動車の配線系統に使われたりすることがあります。

電気工事では、屋外配線の結束やケーブルラック上での配線の固定などに用いられることが多いです。

結束バンドの黒は、耐候性の高い材料としてカーボンブラック入りナイロンが使われた製品が多いのが特徴です。
カーボンブラック入りナイロンは、紫外線に強く屋外でも劣化しにくい性質があるので、主に屋外で使用されています。

結束バンド白の使用場所と特徴

標準グレードの白・乳白色の結束バンドは、主に屋内で使用されます。

結束バンドの白は、紫外線に弱く長期間紫外線にさらされる屋外では、硬化・劣化が激しく、硬化してもろくなり切れやすくなります。
一方、白は配線などで目立ちにくく、スッキリした印象を与えます。

ただ、ケーブルが熱を帯びるような環境下では、使用温度範囲を確認して製品を選ぶことが大切です。

なお、現在はアイボリーやグレーの耐候性カラータイもあるので、使用シーンに合わせて選ぶことができます。

結束バンド黒と白の比較表

項目黒色白・乳白色
代表的なグレード耐候グレード標準グレード
主な用途屋外・屋内主に屋内
紫外線への耐性高い低い
屋外での長期使用〇基本不向き
おすすめ用途屋外配線、エアコン工事等屋内配線、制御盤内など

※結束バンドの色だけで判断せず、製品の仕様・型番を確認してください。

結束バンドと合わせて使えるケーブルタイマウント

結束バンドを使うときに支持材がない場合に便利なのが、ケーブルタイマウントです。
ケーブルタイマウントは、結束バンドを壁面などに固定するための部材で、実際の製品はこのようなものになります。

ケーブルタイマウントの画像です。

ケーブルタイマウント ケーブルストラップ サドルタイプ HC-2S 幅9mm ブラック 49個入りです。

画像のものは、耐候性のある製品なので、屋外の壁面などに取り付ければ、結束バンドの黒と組み合わせて、配線することもできます。
その他に、エアコンダクト内に冷媒管や配線、ドレンパイプなどを収めるときに使うと収まりがよくなり、作業が楽になります。
エアコンダクトをビス留めするときにケーブルタイマウントを取り付けるだけなので、簡単です。
ケーブルタイマウントには、屋内用の白もありますが、値段的にも大差ないので、私はいつも黒を使っています。

結束バンド(インシュロック)の黒と白の違いのまとめ

電気工事でよく使われる結束バンドですが、黒と白とで用途が違います。

大まかに分けると、

  • (一般的に黒色)耐候グレード:屋内・屋外で使用可能
  • (一般的に白・乳白色)標準グレード:主に屋内で使用

おおよそ、このように覚えておけば大丈夫ですが、黒の中にもグレードによって耐候性の低いものがあるので、使用環境などを考慮して適切なものを選ぶことが大切です。

結束バンドの黒は、紫外線に強く耐候性に優れているので、屋外での使用に適しています。
逆に結束バンド(インシュロック)の白は、紫外線に弱く、長期間屋外で使用するとナイロンが硬化して切れやすくなるので、主に屋内用として使います。

結束バンド(インシュロック)は、電気工事だけでなくエアコン工事などでも用いられるもので、最近では耐候性のあるアイボリーやグレーのカラータイも販売されています。
エアコンの配管の色にも馴染みやすく使いやすいものです。

このように今も新たな製品が開発されていますので、それぞれの用途にあったものを選んでより良い工事を心掛けていただければと思います。

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