運搬用台車 現場への工具や材料の持込に便利なのが台車です。
工具や材料を車から現場に持ち込むのに便利な運搬用の台車ですが、定番のものから静音型や2WAYタイプ等いろんなものがあるので、用途に応じて最適なものを選ぶことで運搬作業を楽にできて、朝から無駄な力を使うことなく楽に作業に取り掛かれるようになるので、持っておきたいものの一つですね。
電気工事の現場に持ち込む工具や材料も毎日違ったりするので、前日に持ち込んだものだけでは作業できないことも多々あり、日々現場に着いたらまず荷物を運ぶことから始めなくてはならないので、この時点でかなり疲れて、まず休憩となって、作業に取り掛かるのが遅れがちになることも少なくありません。
なので多くの業者が朝一番で現場の正面あたりに車を止めて、その日必要な工具や材料をおろしてから、ガレージに車を移動するのはよく見かける光景だけど、最近は近隣協定で現場前の駐停車が禁止される現場も増えてて、必然的に荷物をガレージから運ばなくてはならなくなるので、それだけで一苦労なので、やっぱり台車は欠かせないツールの一つになってくると思う。
最近の台車の中には、普通に荷物載せて運ぶだけじゃなく、縦型キャリーカートとしても使える2WAYタイプもあって、現場への荷物の持込の他に、重い配電盤や自立盤を運んだりするときにも使えて現場内でも重宝するので、現場で使ってるのをちょくちょく見掛けるようになってきました。
このタイプなら現場に持ち込んだ後は、ほぼ使い物にならなかった従来の台車じゃなく、違った使い道があるので、使い勝手が良いと思うので、一推しとまではいかないまでも、お薦めできるものだと思ってます。
このようにいろんなタイプの台車があるので、幾つか紹介しておきますのでご覧ください。
折りたたみ 2Way台車
![]() | 折りたたみ 2Way台車 GT-72TF4
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4輪カートと縦型キャリーカートの2WAY仕様なので違う使い方ができて便利だし、工具や材料の運搬のほかに大きな自立盤の移動や据え付けなんかにも使えて電気工事の中でも活躍してくれる優れものです。
これまでだったら、普通の台車と縦型キャリーカートの二台必要だったのが、これ一台で済むんだから車への持ち込みも楽だし、一台で済む分スペースにも余裕が出来て良い。
デメリットは平面移動には良いが、階段での昇降には不向きなので使う環境を考慮する必要がある。
フラット台車
トラスコ(TRUSCO)の小型台車その名も「こまわり君」だけど安いわりに良い物で、配線器具付のように材料を沢山持ち歩く時なんかに便利で、名前の通りこまわりが利くので、使い勝手は抜群なんだけど、一つ難点を挙げると、作業場所の表に置いとく時に傾斜で転がってしまうので、車輪止めをする必要があったんだけど、それも右側の台車ではストッパーが取付られて、転がる問題も解決されてるので、より使いやすくなってます。
スチール台車
スチール製の頑丈な台車なので、書類の詰まった重い段ボールを一度に運ぶ等、重い荷物の運搬用として使うもので、自重も12kgとそれなりの重さがあるので、耐荷重一杯に荷物を載せると一人で押すにはかなり無理があるので、複数で作業するのが望ましいでしょう。
とはいっても他にはもっと耐荷重の多い台車もあるので、もっと一度に運びたいなら他を探すことをお薦めします。
あくまで電気工事の中で使いやすい物を選んだので、ほかの用途のことはあまり考慮していないので、ご了承ください。
台車もある程度成熟したものだと思ってたら、まだまだ新しい発想のものが出てきそうなので、ちょっと気にして見るようにしよう。