スイッチボックスソー

電気工事を行っていると必ずスイッチやコンセントの開口がつきまといます。

小さな住宅なら数も少ないですから、手作業で開口してもさほど時間は掛からないでしょうが、大型のマンションや商業施設などとなると、手作業でなんかやってられません。

そんなことをしてたら、いくら時間があっても足りません。
もしそんなことになったら、工期に間に合わなくなり、結果的に多くの職人さんを集めて配線器具の取付を行わなくてはならなくなり、職人さんに支払う手間賃ばかりが増えて工賃を圧迫されてしまいます。

これでは、本末転倒になってしましますから、使える便利な工具をフル活用して、単純作業の開口を手早く済ませるほうがいいですよね。
そのために使うのがここで紹介する「スイッチボックスソー」です。

スイッチボックスソーを使えば一つの開口時間はほんの数秒ですから、どれだけ数が多くても手作業より絶対効率的ですので、残った時間で配線器具の取付け作業も出来ますから、職人さんに支払う手間賃も少しは、減らせると思います。
ですから結果的にコストダウンにつながり、手元に残る金額も増えると言うものです。

ですから、使える工具はドンドン使って、少しでもコストを減らすようにしたいものです。

スイッチボックスソー

おすすめ度	未来工業（MIRAI） 小判ホルソー FH-SBGS 開口穴径(小判型):104~105×56~59mm) 適用:石膏ボード12.5mm×2枚迄・合板12.5mm×1枚迄 シャンク径:六角軸6.35mm 使用充電ドリル：14.4V以上（推奨）

小判穴ホルソーを使えば面倒なスイッチボックスの開口も僅かな時間でできますよ。＾＾
仕上げ作業で配線器具を取付ける前に行う開口作業は、見た目以上に面倒なものですが、これを使って簡単に終わらせるようにしてください。
マンションのように数が多い現場では威力を発揮してくれます。

次は一緒に使う部材を紹介しておきますので、必要なものを一緒に購入して使うようにしてください。

ボックス用ポイントアッター

私が使っている小判穴ホルソー用として使うもので、
左側二つは、ボックスビス孔を利用してセットするもので、右側のものは未来工業のプラスチックボックスの背面ノックアウト孔を利用してセットするものです。
いずれも磁石探知機でボックスセンターを探すためのものですので、この部材をボックス取付時に仕込んでおけば、後から磁石探知機で簡単にスイッチボックスのセンターの確認できて、開口作業を正確に行うことができるようになります。

そのための専用の磁石探知機も紹介しておきますので合わせて使うようにしてください。

磁石探知機

今私は、左のものを使っています。
価格的には痛い出費ですが、正確に探知できますよ。

最後は、腰袋にも入れておけるオルファ(OLFA)のカッター挽き廻し鋸を紹介しておきます。

オルファ(OLFA)

オルファ(OLFA) カッター挽き廻し鋸 217B	オルファ(OLFA) 挽き廻し鋸刃 XB217

少ないスイッチボックスの開口やダウンライトの開口くらいならこれで十分です。
これなら腰袋に入れておけるので、工具を用意する必要もないし、手ぶらで移動できるので楽だし、ボード開口だけでなく、コンパネの開口にも使いえるので、中々使い勝手のいいものなので、おすすめします。