手動の簡易型CVケーブルストリッパー!
電気工事でよく使われているCVTやCV、CVDケーブルの被覆を剥く作業は面倒です。
CVTケーブルストリッパーのページでも紹介したように、
一般的なケーブルストリッパーでは、内側の芯線保護まで剥ぎ取る事は出来ないので、
結局電工ナイフを使わなくてはならず、二度手間で時間ばかり掛かって、何もいいことなどない。
だからと言って、充電ドリルに取付けるCVTケーブルストリッパーを持ち出すほどでもないというときに便利なのが、
これから紹介する未来工業(MIRAI)から出てる、トリッパーCVという工具です。
手動だから、CVTケーブルストリッパーのように充電ドリルを用意する事も無いので、持ち込み工具が少なく、作業前の準備時間も少しは短くなるんじゃないかな。
って、微々たるもんだけどね。😋
電気室内のように同じ場所で大量に被覆剥きをしなくてはならない時は、CVTケーブルストリッパーの方が便利だけど、
広い工場内の各所に設置されている配電盤の繋ぎ込みには、トリッパーCVの方が、持ち運びも楽だし、すぐに使えるので、より効率的に作業できるでしょう。
何と言っても腰袋に入れられる大きさだから、連続作業の時でもすぐに使えて、楽だしね。
(^^)
CVTケーブルストリッパーと使い分ければ、端子あげの時間を短くできるだろうし、
その分、経費の節減につながって、良いことづくめだよな。
これは、持っておくべき工具の一つだと思うので、私個人としては、強くお薦めしたい物です。
未来工業(MIRAI)
冒頭で紹介したような使い方なら、TOR-CV1Hセットがお薦めです。
このセットで、150sqまで対応できるので、ほぼこのセットだけで、対処できるんじゃないかな。
TOR-CV2HSセットを使うのは、かなり力技なので、それならCVTケーブルストリッパーの方が楽だよ。
トリッパーCVサイズ別
未来工業(MIRAI)のトリッパーCVですが、
本体使用範囲を確認して必要なサイズのものを選んで使うと、手軽で便利ですよ。
タジマ(tajima)のCVTケーブルストリッパー(ムキソケ)ほどの速さはないけど、電工ナイフよりは早いし、仕上がりも均一で誰がやっても同じなので、満足できる仕上がりです。
サイズ別替刃
![]() | 未来工業(MIRAI) TOR-CV8 |
---|---|
![]() | 未来工業(MIRAI) TOR-CV14 |
![]() | 未来工業(MIRAI) TOR-CV22 |
![]() | 未来工業(MIRAI) TOR-CV38 |
![]() | 未来工業(MIRAI) TOR-CV60 |
![]() | 未来工業(MIRAI) TOR-CV100 |
![]() | 未来工業(MIRAI) TOR-CV150 |
切れない刃を使い続けるんじゃなく、新しい刃で気持ちよく作業するほうが、
仕上がりも良くなって、良いんじゃないかな。
未来工業(MIRAI)は、独創的な工具を創造する会社で、電材や電気設備関連工具を多く製造してるので、
そこが作った製品なら、安心だよな。