幹線ケーブルの接続に必要な圧着工具!
電気工事で重要度の高い作業の中に幹線ケーブルの布設作業があるけど、
その多くは、ケーブルラックに乗せられてたり、埋設管を通っていたりするので、
普通は、途中で繋ぐことはないんだけど、
中間分岐して、別のところに送る場合は、
プールボックス等を設けて、分岐させることがあるので、
それに見合ったリングスリーブや、端子台を使う場合は、裸端子を使って接続するのが一般的なので、
太物ケーブルに対応できる圧着王具が必要になる。
その中でも、電源用ブレーカー端子への接続等で使われる、裸端子の圧着作業は、頻繁に行われる重要な作業だけに、
サイズに応じた圧着工具が必要になるので、
仕事内容に応じて適切な圧着工具を用意する必要があるんだけど、
あれもこれもと、野放図に買ってたのでは、経費の無駄使いだし、適切な工具を選択して、有効活用するのが大切だから、
まずは、どんなものがあるのか知っておくことが大切だと思うので、
このページにハンドプレスタイプから、手動油圧圧着工具、充電圧着工具を幾つか紹介してあるものを見てもらってから、
自身の仕事に必要なものを選んで、電気工事の現場作業に活かしてください。
マーベル(MARVEL)
このハンドプレスは裸圧着端子やB及びPスリーブの圧着に使うのがメインです。
しかし、MH-5及びMH-5Sは、5.5sqの裸端子のほかに、それ以下の丸端子やY端子の圧着に使うものなので、
盤関係の接続の時には、どちらかが必要ですが、私は、MH-5Sを使ってます。
なぜなら、MH-5にある圧着に加えて、3.5sq用もあるので、こちらの方が使い勝手いいからです。
なので、お薦めは、MH-5Sです。
普通の住宅程度なら、これらのハンドプレスがあれば、電気工事ができるでしょう。
ツノダ(Tusnoda)
ツノダ(Tusnoda)の仕様もマーベル(MARVEL)とほぼ同じだし、使い勝手もほとんど変わらないので、
後は、価格勝負になってくるけど、好みもあるから、一概にこっちが良いと決めつけることは、控えておきます。
ロブテックス(LOBSTAR)
ロブテックス(LOBSTAR)も先の二社と大差ない仕様なので、やっぱり価格勝負いかな。
手動油圧圧着工具
手動油圧圧着工具を紹介たので、ここまで持っておけば小さな工場くらいならできるでしょう。
因みに、泉精器製作所は、maxellと一緒になって社名をマクセルイズミ(maxell IZUMI)に変更してるんだけど、
どうもしっくりこないので、このサイトでは、これまでどおり、泉精器製作所(IZUMI)で表記していきます。
だけど、手動油圧圧着工具も、あまりお目に掛からなくなってきたよな。
便利なマルチ圧着工具ができてから、徐々に見る機会が減ってきてるように感じて、
ここ最近では、150sq対応なんて、ほとんど見ることもなくなった気がするのは、私だけだろうか?
マルチ圧着工具(充電式)
マルチ圧着工具は先端部を交換するだけで、いろんな使い方ができて便利だし、アタッチメントだけ買えばいいから経済的だしね。
この便利さを一度経験したら、そりゃ手動の油圧圧着工具には、戻れないよな。
カクタス(CACTUS)
![]() | クリンプボーイ EV-325DL(標準セット) セット内容
|
![]() |
カクタス(CACTUS)の325sqまで対応できるタイプなので、これさえあれば、どんな現場が来ても、大丈夫でしょう。
油圧圧着工具の使い方は下記のサイトで、写真を使って解説されてます。