VVFケーブルの被覆を簡単に剥けるVAストリッパー!
電気工事で行う屋内配線の多くが、VVFケーブルやエコケーブルで行われることがほとんどで、
その総延長は、数キロから数十キロに及ぶのが普通なので、それを各回路ごとにジョイントしたり、照明回路のスイッチ結線をしたりするのに、膨大な数のVVFケーブル被覆をひたすら剥ぎ取る作業をしなくてはならないんだけど、昔のように電工ナイフでチマチマやってたんじゃ、このご時世、仕事にならないので、より効率よく仕事をするために、
VAストリッパーを使うのが当り前になってます。
VAストリッパーにもいろんなタイプがあって、
電気工事士技能試験でよく使われてるものから、オートマチックストリッパーと呼ばれるものまで、いろんなタイプがあるけど、やっぱり、使い勝手がいいのは、ハンドルを握るだけで、簡単に外被も内被も剥けるタイプで、当然私が使ってるのもこのタイプで、現場でのケーブルジョイントには、欠かせないアイテムです。
VAストリッパーが手元に無くて、数本のジョイントだったら、電工ナイフでやろうかとも思うけど、十本以上になるとさすがに嫌になるので、VAストリッパーを取ってきますね。
ジョイントする段階になったら、何か所もしなくちゃならないのが普通だし、そうなったら、被覆を剥く本数も半端な数じゃないので、VAストリッパーを持ってきた方が、結果的に短時間でジョイントできると思うので、少しの時間を惜しまず、取りに行くようにします。
今の電気工事じゃやVAストリッパーを使うのは、当然だし、
使い易いものを使うことで、快適に作業することができるようになるでしょう。
ベッセル(VESSEL)
長く使い続けてるベッセル(VESSEL)の玄人魂(プロコン)なんだけど、
とっても使い易いし、価格的にもリーズナブルだから、買い替えるときもやっぱりこれを選びます。
これまでいろんなVAストリッパを使ってきたけど、今はこれが一番使い易くて、お手頃だと思うので、お薦めです。
ちなみに、ホーザン(HOZAN)のP-929は、玄人魂(プロコン)と全く同じものだけど、
値段は、ホーザン(HOZAN)の方が高いんだよな。
マーベル(MARVEL)
MCC
知ってる中で左利き専用のVAストリッパーがあるのは、MCCだけだと思います。
記憶違いだったら、ごめんなさい🙇
ビクター(VICTOR) / フジ矢(FUJIYA)
一番使い易いタイプだと思うので、幾つか紹介したけど、
ハッキリ言って、どこのメーカーも大差ないと思って、間違いない。
だから、最後は、価格勝負になってしまうんだけど、
その中で、ちょっとでも使い易いものを選べば、最高の選択だよね。
電気工事士試験にお薦めのVAストリッパー
第二種電気工事士技能試験でよく見かけるタイプのVAストリッパーなので、使ったことがある人も多いでしょう。
このタイプの特徴は、先端部で芯線を“のの字”曲げが出来たり、
いろんなサイズのケーブル被覆の剥離が出来たりと便利な反面、
いろんなサイズが混在してて、慣れないと使いにくい一面があるものです。
それに、いろんなメーカーから同じようなものが販売されてるけど、
結論から言うと、どれも大差ないので、どれを使っても結果は同じです。
ようは、使う人の技量次第という事になるので、まさに
「弘法筆を選ばず」のことわざがピッタリです。
因みに「のの字」曲げの画像は、ペンチでしたものです。
ワイヤーストリッパー
マルチワイヤーストリッパー
上のワイヤーストリッパーは、電気工事の現場で、普通にみられるので、使い勝手の良さは、知ってると思うんだけど、
マルチワイヤーストリッパーは、あまり見かけないないので、良いのか判断するのが中々難しいところがあるけど、
多くの人が買ってるようだし、使い方を見ると、細いビニールケーブルの中間で被覆を剥がすのに便利なようだから、どちらかというと計装関係の仕事の時に便利なのかもしれないな。