各種ケーブル入線に便利なケーブルグリップ
入線作業に使うととっても便利なケーブルグリップですが、
電気工事士の仲間内では「アミソ」と呼ばれるのが一般的で、
「ケーブルグリップ」と呼ばれることはまずありません。
ケーブルグリップ(アミソ)は、ケーブルに被せるだけで、
ケーブルをガッチリ、掴んでくれるので、
ケーブル被覆を剥がして芯線をラインやロープに結ぶ必要がないので、
作業工程が少なくなって、作業時間の短縮に繋がるし、
疲れも軽減できて、作業効率がグッと上がります。
幹線ケーブル等の太物ケーブルの入線には無くてはならないものであることは、
多くの電気工事士が認めるところでしょう。
ケーブルグリップの種類としては、
ケーブルの先端部に被せるスタンダードタイプと、
中間引きに使うタイプの大きく二種類に分かれますが、
大半は、スタンダードタイプで入線するので、
最低でも、よく使うサイズのスタンダードタイプは、持っておくべきでしょう。
中間引きに関しては、通常の入線では使うことがなく、
必要になったとき、に取り寄せればいいでしょう。
ケーブルグリップ(アミソ)の販売元としては、
が有名だし、現場で使ってる「アミソ」のほとんどが、どちらかの製品だと言っても間違いじゃないと思うので、
このページでも両社の「アミソ」を紹介しておきます。
デンサン(DENSAN) ケーブルグリップ
◆シングルグリップ
![]() | シングルグリップ DSG-10H |
---|---|
![]() | シングルグリップ DSG-15H |
![]() | シングルグリップ DSG-20H |
![]() | シングルグリップ DSG-30H |
![]() | シングルグリップ DSG-45H |
![]() | シングルグリップ DSG-60H |
![]() | シングルグリップ DSG-75H |
![]() | シングルグリップ DSG-90H |
![]() | シングルグリップ DSG-105H |
ケーブルへの装着は、網の部分を縮めると挿入口が広くなるので、簡単に被せることができるし、
予備線につなぐのも、より戻しを使えば簡単です。
このままでも大丈夫だけど、被せたアミソをバインド線で縛るとより安全になるよ。😉
中間引き ケーブルグリップ
![]() | シングルグリップ中間引 DSG-200MS |
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![]() | シングルグリップ中間引 DSG-300MS |
![]() | シングルグリップ中間引 DSG-450MS |
![]() | シングルグリップ中間引 DSG-600MS |
![]() | シングルグリップ中間引 DSG-750MS |
通線用より戻し
旧型のより戻しより、はるかに通りが良くなって、作業が楽になったので買い替えて大満足です。😄
これはセットで使うべきです。
作業効率が全然違うので、同じ入線でも手早く終わらせることができるし、
入線に掛かる力もかなり抑えられるので、疲労度も格段に下がって楽だよ😉
マーベル(MARVEL)
◆ケーブルグリップ スタンダードタイプ
![]() | ケーブルグリップ MG-10 |
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![]() | ケーブルグリップ MG-15 |
![]() | ケーブルグリップ MG-20 |
![]() | ケーブルグリップ MG-30 |
![]() | ケーブルグリップ MG-45 |
![]() | ケーブルグリップ MG-60 |
![]() | ケーブルグリップ MG-75 |
![]() | ケーブルグリップ MG-90 |
![]() | ケーブルグリップ MG-105 |
![]() | ケーブルグリップ MG-135 |
![]() | ケーブルグリップ MG-150 |

(参考資料としてマーベル(MARVEL)Webカタログより抜粋)
ケーブルグリップ(中間引き 編込みタイプ)

(参考資料としてマーベル(MARVEL)Webカタログより抜粋)
ケーブルグリップ(中間引き 筒抜けタイプ)
マーベル(MARVEL)のケーブルグリップですが、先に紹介したデンサン(DENSAN)と同じものだけど、
若干、マーベル(MARVEL)の方が、物が良いように感じるけどね。
とは言え、使用感は、全く遜色ないので、どっちを選んでも納得でしょう。
より戻し

(参考資料としてマーベル(MARVEL)Webカタログより抜粋)
マーベル(MARVEL)もより戻しまで紹介したけど、
見てわかるように、デンサン(DENSAN)と同じような形状で、
甲乙付けがたく、最後は使う人の好みなのかと思うので、
みなさんで判断してもらえないでしょうか。
いずれにしても、有ると無いとじゃ雲泥の差だから、
持たないなんて選択肢はあり得ないけどね。