電気工事に使うホールソーと一言で言っても薄鋼、厚鋼などでその使用サイズも異なります。
ですから、私のサイトへの検索結果でも、
「ホールソーサイズ」や「薄鋼用ホールソー」「厚鋼用ホールソー」
などが、多く見られるのだと思います。
それだけ、みなさんがホールソーを選ぶサイズ選定に迷っているんでしょう。
ネット上には探せばいくらでも工具を扱っているサイトはヒットしますが、一々ホールソーの適合サイズなどを事細かく解説して、
「これは薄鋼用」とか「厚鋼用とか」
紹介してくれているサイトは少ないというより、ほぼ皆無だと言っても過言ではないでしょう。
だからこそ、このような検索結果が出てくるのだと思います。
ですから、私のサイトではメーカーの資料などを参考になるべく細かく紹介したいと思っていますし、私が実際に使っているものを紹介しますので、何も迷うことなく選んでいただけると思います。
知識や資料だけを参考にするのではなく、実務での使用を基にした説明ですから、これほど確かなものは無いと私は思っています。
実際、私も始めて使うものに関しては使用している電気工事士さんからの意見を参考にさせていただいて、その上で慎重に選ぶようにしています。
使用している人の直接の意見ですから、これほど確かなものはありません。
さらに言えば実際に使用させてもらうこともあり、より確実に必要かどうかの判断をすることが出来ています。
これも、日々電気工事の現場でいろいろな電気工事士さんと意見交換しているおかげだと思っています。
ですから、みなさんも出来れば他の方の使用した感想などを聞いて、それからいろいろな工具を選ばれるといいと思います。
しかし、そんな人ばかりじゃなく、普段は一人で電気工事をしている方も多いと思いますので、そんな方は私の意見も参考にしていただければ幸いです。
ユニカ(unika)HSSハイスホールソー
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今主として使っているのがユニカ(unika)のこのセットです。
このホールソーの特徴は鍔がついているので、切り抜いても鍔までしか入らないので安全なところです。
鍔が無いとホールソーが突き抜けてバランスを崩す危険もありますし、通電中の配電盤のように稼働中のものの加工では、短絡事故になることも考えられるのでとても危険ですから、鍔がついていることはとても重要だと思いますので、みなさんにも安全に作業していただきたいので、おすすめしておきます。
使っているうちに、刃が切れなくなったら必要なサイズだけ単品で購入すると経済的ですし、いつでも気持ちよく作業することができます。
ユニカ(unika) |
ユニカ(unika) |
ユニカ(unika) |
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ユニカ(unika)は、どちらかというとコアドリルで有名なメーカーですから、知ってる方も多いでしょう。
しかし、ホールソーも販売されてることはあまり知られていないようですが、使ってみるととっても使いやすくて安全ですから、きっと気に入ると思いますよ。
それにジェフコムの同等品より若干価格も安くて経済的ですしね。
次もおすすめのホールソーです。
デンサン クイックダブル超硬ホールソー
薄鋼電線管用として
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このタイプは一つの刃で2サイズの穴あけが出来るのでとっても経済的です。
刃自体もしっかりしていて、そう簡単に刃こぼれなどを起こしません。
さらに、刃だけでも購入できて消耗品としてもコスパは最高です。
ですから、多くの電気工事士さんが使っておられるのだと思います。
このような理由からみなさんにもおすすめしておきます。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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切れ味が落ちたホールソー刃は買い換えて、いつでも新品の切れ味で気持ちよく作業をすることが出来ます。
これなら、切れ味が悪くて火花が出るようなこともありませんね。
さて次はバイメタルホールソーのセットを紹介しておきましょう。
こちらはインパクトドライバーなどに取り付けてすぐに使えるものです。
薄刃採用で少ない力で開孔することが出来るので、取り付けた後のプールボックスや分電盤、配電盤などの後開孔に便利です。
電気工事の作業を考えると、ぜひ持っておきたいものの一つだと思います。
バイメタルホールソーも、いろいろなものが出ていますが、その中でも使いやすさと切れ味は私の使ってきた中では最高のものだと思っていますから、みなさんにもおすすめしておきます。
デンサン バイメタルホールソー(薄刃タイプ)
ホールソー自体の刃がとても薄く作られていて、切れ味抜群です。
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バイメタルホールソーのセット品を紹介しましたが、セットはいらないという方は単品でも購入できますよ。
でも、最初に買うんだったら断然セット品のほうがお得ですから私はセット品をおすすめしておきます。
その後、悪くなったものだけを単品購入するようにすれば、いつでも新品同様に使えるようにしておけますからね。
ジェフコム(JEFCOM) |
ジェフコム(JEFCOM) |
ジェフコム(JEFCOM) |
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超硬ホールソーセットと薄刃バイメタルホールソーを紹介しましたが、どちらも切れ味は抜群ですが、さらに切れ味を良くして刃の寿命を延ばしつつ、切削面の仕上がりを良くするために合わせて使って欲しいのが下のものです。
ジェフコム(JEFCOM) |
新潟精機 SK |
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カッティングペーストはホールソーの刃と、素材の焼けなどを抑えるのに効果的です。
センターポンチはホールソーなどのセンターピンが正確に食いつくように開口のセンターに打込むとセンターピンが逃げずに正確な穴あけ作業が行えるので、合わせて使って欲しいものです。
さて、配管部材接続に関するホールソーの適合サイズの確認にはこちらが便利です。
金属電線管のサイズから、ホールソーの使用サイズまで詳しく書かれています。
また、金属電線管を使った配管方法なども、図解や画像を使って詳しく解説されていますので実際の電気工事の現場で役立つと思います。
ここまでが私が使ってるものでした。
次は通常のバイメタルホルソーを紹介しておきます。
ジェフコム(JEFCOM)バイメタルホールソーJH-2133
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このバイメタルホールソーセットの内容は、薄鋼電線管(E管)のボックスコネクターサイズで、E19、25、33の3サイズに対応しています。
通常ホールソーを使って開孔するのは、33mmくらいまででしょうし、それ以上になるとほとんど油圧フリーパンチを使いますので、必要ないと思っています。
ですから最初はこのセットを購入して、刃が切れなくなったらそのサイズだけ単品購入していつでも新品に近い状態を保つようにすればいいと思います。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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スリーサイズセット品の紹介でしたが、途中で紹介したように、すべて薄鋼電線管(E管)のボックスコネクターサイズのものでした。
このほかにも、もう少したくさんのサイズがセットになったものも紹介しておきますが、私は大きなサイズのホールソーで開孔することはありませんので、お使いになる方はご覧ください。
ジェフコム(JEFCOM) バイメタルホールソー JH-2153
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セット内容でわかるように、42、53mmのホールソーもセットになっています。
私の場合ですが、42mm以上は油圧フリーパンチを使うので、そんなに大きなサイズは必要ありませんので、このセットには用事がないので購入したこともありません。
まあ通常そんなに大きな配管を行うような現場なら、そこそこの規模の現場ですから、それなりの工具も必要となるので油圧フリーパンチなどは必須工具だと思います。
ここで紹介したサイズはすべて薄鋼電線管用なので厚鋼電線管を使うときは、サイズを確認して使うようにしてください。