電気工事ではあまり使わないように思うハンマーですが、意外に使用頻度の高いものです。
電気工事士が使うハンマーは大工さんなどが使っている普通のハンマーと違って、二つの用途を併せ持っているからなのです。
一つ目は普通のハンマー同様に物を叩く、もう一つはナットを締め付けるられるということです。
電気工事ではいろいろな場面でボルト、ナットを使うことが多く、大半は3分ナットとボルトを使用します。
この3分ナットの締め付けができるように、柄の部分にソケットレンチが取り付けられているので、一々、モンキーレンチなどを使わなくても電工ハンマー一本あれば簡単にナット締めが行えるので、現場作業の中で使用頻度が高くなるわけです。
日々、各所で電気工事を行っておられるみなさんならご存知ですよね。
最近では、他の業者さんも数多く持っておられますから、その使いやすさは折り紙付ということでしょう。
電気工事士だけじゃなく、軽天屋、設備屋、空調屋、etcとさまざまな業者さんに活用されている電工ハンマーですが、電気工事や、空調工事などでは無くてはならないものとなっています。
空調工事では天井埋込エアコンなどの高さ調整などを行う際にはエアコン本体と天井とのわずかな隙間からナットを回さなくてはなりませんが、通常のモンキーレンチなどではとても困難な作業ですが、電工ハンマーのソケットレンチ部分を使えば簡単に行うことが出来ますし、電気工事でもケーブルラックの吊り込み作業などでもその威力を発揮してくれます。
まだまだ、他の場面でも活躍してくれますから、電工ハンマーを持ってることで作業を効率よく行うことができるので、無駄な動きを少しでも軽減できるでしょう。
電工ソケットハンマー
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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電工レンチハンマー
プロメイト(PROMATE) |
プロメイト(PROMATE) |
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ダクトハンマー
マーベル(MARVEL) |
マーベル(MARVEL) |
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SK11 |
SK11 DEVICE |
SK11 DEVICE |
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各種ソケットハンマーを紹介しましたが、すべて電気工事用です。
通常のソケットハンマーとレースウエイ対応のものがあります。
レースウエイ対応品ならレースウエイの間にも入るので、ナット締めが簡単にできるのでどちらかと言うとレースウエイ対応品をおすすめしておきます。
タジマ(tajima) |
カクイ(KAKUI) |
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最後にハンマーホルダーを紹介しましたが、これも腰道具としては大切なものだと思います。
腰袋にハンマーを入れてると、何かと邪魔になるものですし、高所から落下させたりすると、凶器に早変わりしますのでとても危険です。
そんなことにならないようにハンマーホルダーを活用してください。