電気工事を行う上での最初の安全対策が、低圧でも高圧でも作業前の検電確認ですね^^
みなさんは確実に行っていますか? (-_− )
電気工事を行う前には送電停止などの安全対策をとるのは当然のことです。
しかし、中には停電作業ができない場合もあり、そんなときはやむなく活線での作業を強いられます。
しかし、活線で作業を行うということはそれだけ電気事故に遭うリスクが高まります。
屋内にはさまざまな電気ケーブルが張り巡らされ、各所でいろいろな機器に接続されています。
施工図や竣工図がしっかりしてる官公庁などの建物なら、各種の図面もある程度信頼できるでしょうが、一般企業などの建物の竣工図などは実態とそぐわないものも多く、信頼しきって施工することはできないのが実態です。
また、建物の内部改修などが行われてるような建物では竣工時の図面以外のルートで電気を供給してることも多く、思わぬところで活線ケーブルに遭遇することもあり、とても危険です。
(>_<;)
仮に、身体的な被害が無いような軽微な短絡事故などでも、ペンチの刃が溶けてしまったりして金銭的な被害は免れないでしょう。
ここからお話することは実話ですから、みなさんしっかり読んでいただいて、電気事故の恐ろしさを今一度認識してください。
私のよく知っていた電気工事士さんが、某国立の公共施設での夜間停電工事中に屋内の機械室で一部改修工事を行っていたとき、機器の取外し作業を行った際、予期せぬケーブルがその機器内を経由してほかの機器へ送られており取外しできず、機器の背面に腕を入れ確認作業を行ってたところ、何らかの原因で感電してしまい、そのまま亡くなってしまったんです。
この作業では竣工図以外の電気の経路が追加されおり、停電作業にもかかわらず、一部活線状態のままだったのが原因ではあるのですが、作業体勢も単独作業となり、さらに監督者も不在だったことが、電気事故を大きくした一因であることは明らかでした。
最も信頼すべき国の建物ですらこの状況なのですから、民間企業の建物などおして知るべしです。
この事例を考えても、いかに検電作業が大切かがわかりますよね。
日々各所で、電気工事を行っておられるみなさんなら、検電の大切さはよくご存知だと思いますが、中には低圧検電器すら持っていない方もおられるようです。
まして、高圧検電器などそもそも持ったこともないという方も中にはいらっしゃいますが、それって、とっても危険なことなんですよ。
(-_-;)
せっかくこのページをここまで読み進めてくださったんですから、この機会に低圧と高圧の検電器を持たれることを強くおすすめいたします。
★☆★おすすめの高圧検電器 | |
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HASEGAWA(長谷川電機)
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HASEGAWA(長谷川電機)のこの製品は開業以来使い続けているもので、安全に検電出来るのでとっても役に立ちます。
主に、高圧の電気室やキューピクルなどでの検電に使用しています。
低圧の検電にも使用できますがコンパクトだといっても、やはり大きめですから屋内電気工事用には、下のものを使っています。
★☆★おすすめの低圧検電器 | |
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HIOKI(日置電機) 低圧検電器 3481
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前に使っていたものが壊れたので、これに買い替えました。
先端部のLEDライトがとっても便利です。
電気工事で暗い天井裏などでの検電も多いですから、先端部のLEDライトはとてもありがたいものですね。
先日も、知り合いの電気工事士さんから頼まれて購入したところです。
今一番人気がある低圧検電器じゃないでしょうか。
長谷川電機 |
長谷川電機 |
長谷川電機 |
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多分、ここまでで紹介したもので十分だと思いますが「他社のものがいい」という方もいらっしゃるでしょうから、一応紹介しておきますね。
共立電気計器 |
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ここまでが高圧検電器です。
ここから、低圧検電器を紹介しますが、私個人としては別に必要ないと思っていますが、別のメーカー品を永年使っておられる方もいらっしゃるでしょうから、各メーカーのものを紹介しておきます。
また、最近よく見かけるものも紹介していますので、必要な方はご覧ください。
長谷川電機 |
カスタム |
共立電気計器 |
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デンサン |
デンサン |
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高圧、低圧の検電器をいろいろと紹介しましたが、最終的にはいかに自分にとって使いやすいかが選ぶポイントですから、みなさんにとって使いやすいものを選ぶようにしてください。
いずれにしても、電気工事を行うんだったら必需品ですから、一つは持っておいてくださいね。
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