電気工事の中でも金属関連の部材を使うことも多いものです。
例えば金属配管を行うときには、まず配管の切断が必要ですし、配管材の支持金具を加工するための切断が必要です。
このほかにもエアコンの架台を製作したり、自立盤の固定金具の加工など、さまざまな場面で金属部材を使用するものです。
こんな金属関連の部材を切断するのに使うのが今回紹介する高速切断機です。
これまでにもバンドソーやパワーカッターなどの切断工具を紹介してきましたが、永年現場で愛用されているのが、高速切断機なので今でも多くの業者が使っているものです。
もちろん電気工事の現場でもよく見かける工具ですからみなさんご存知だと思います。
ただ、高速切断機を使っての金属切断では、切断時に火花が飛ぶので、火気の使用が制限されている現場では
使用できませんので注意してください。
このように少々制限がかかることもありますが、その作業性は抜群で金属の切断に掛かる時間は、バンドソーやパワーカッターに比べて格段の差があります。
例えば、バンドソーでレースウエイやハンガーレールを切断すると、それなりの時間が掛かりますが、高速切断機なら、まとめて沢山切断することもできるので、その分だけでも作業時間は大幅に短縮することができますし、単体の切断なら、ほんの数秒で切断できるので、後の作業もスムーズに行うことができて、無駄な時間を作ることもなくなり、結果として作業時間を短縮することになるでしょう。
しかも、ほかの切断工具に比べて、価格面でも優れてるので、買い求める業者も多いのだと考えられます。
そんな高速切断機をここで紹介しておきますので、必要な方はご覧ください。
新ダイワ ライトカッター L140S-N
高速切断機の定番中の定番商品です。
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私が永年愛用してるのがこれです。
とはいうものの最近はあまり出番がありませんが、やはり配管作業が続くときには、欠かせない電動工具ですね。
他社のものより少し割高ですが、その分長持ちするので、数千円くらいなら問題になりません。
続いて他社の高速切断機を紹介しておきます。
ハイコーキ(HiKOKI) |
マキタ(makita) |
レヂトン(Resiton) |
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ハイコーキ(HiKOKI)、マキタ(makita)、レヂトン(Resiton)の高速切断機ですが、
価格だけを見れば、ハイコーキ(HiKOKI)の高速切断機がおすすめですけど、価格を抑えるのと軽量化のために少しチャチな作りのように思います。
これは、マキタ(makita)やレヂトン(Resiton)にも共通することですが、より顕著になってるいのがハイコーキ(HiKOKI)のように私は感じます。
レヂトン(Resiton)は次に紹介する切断砥石は有名ですが、高速切断機本体も販売してるのは知りませんでした。
レヂトン 切断砥石 T355×3.0×25.4 A36P
私がいつも使ってるのがこれです。
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私はいつもレヂトンの切断砥石を使ってます。
一番有名で、探しやすいというのがその理由です。
いつも10枚セットを注文して、無くなる前に追加注文するようにしています。
仮にすぐに使わないにしても、生ものじゃないので腐ることもありませんからね。
※楽天市場に10枚セットの販売はありません。
次は、火花飛散防止具を紹介しておきましょう。
アイガー(EIGER TOOL) |
トラスコ(TRUSCO) |
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飛び散る火花から付近のものを守るためにも必要なものなので、どちらか持っておくべきだと考えますが、電気工事で行う配管材などの切断作業には、左側のものがいいでしょうね。
私もこれを使っています。
もちろん高速切断機を使うときは保護メガネも忘れずに!