電気工事では金属管を使った配管作業も日常的に行う作業の一つですね。
その金属管を思い通りに曲げるにはそれなりの技術と経験が必要です。
特にハイヒッキーを使っての曲げ加工には技術と経験が必要で、新人さんがいきなり行おうとしても簡単にできるものではありません。
もっとも簡単な90度曲げ加工でも、ベテランの職人さんが作ったものとではその違いは歴然ですね。
当然、ベテランさんが作ったほうがきれいですし、正確に曲げ加工が行われているのでほかの配管と接続しても寸分の違いも無く、完璧に接続することができます。
でも新人さんが行うとそうは簡単にできません。
少し位置が違ったり、並べて配管するとアール寸法が違ったりして、見た目が悪くなってしまうものです。
まあ、これは経験がものを言う世界ですから、何度でも挑戦して経験を積む以外に解決策はありません。
でも、電気工事士としては必須の技術ですから、いくらダメでも習得しなくてはならないものですから、がんばる以外に道はありませんね。
でも、簡単なアール加工ならハイベンダーを使えば、新人さんでもベテランさんと同じように同じアールを作ることができます。
ですから、時間短縮と仕上がり感の統一のためにも、両方持っておくべきだと思いますね。
と言う事で、ここでは両方を紹介しておきますので必要な物を選んでください。
パナソニック(Panasonic) |
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パナソニック(Panasonic) |
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ハイヒッキーを紹介しました。
電気工事士としては、必須の曲げ加工技術ですし、そのためには必要な工具ですので誰しも持っているものだと思います。
パナソニック(Panasonic) |
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ハイベンダーを紹介しました。
ご覧のように、金属加工部分がアール状になっているので、簡単にアール加工が行えます。
これなら、ベテランさんも新人さんも仕上がりにバラツキが出ずきれいな配管ができますね。
続いては、厚鋼 (G) 管の曲げ加工に使う油圧ベンダを紹介します。
泉精器(IZUMI) |
泉精器(IZUMI) |
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泉精器製作所(IZUMI)の油圧ベンダ本体とポンプの紹介です。
泉精器製作所(IZUMI)もマクセルと合併して社名もマクセルイズミになっていますが、電気工事士の間では今でもイズミの名称の方が有名なので、私のサイトでも旧名の泉精器製作所(IZUMI)として紹介していきます。
続いては、曲げ加工のキーとなるベンダシュセットを紹介します。
泉精器(IZUMI) |
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最近では、民間の現場で油圧ベンダを使う機会は、少なくなってきていますが、公共事業関連では、まだまだ民間ほど新しい技術や工法に関して、浸透していないようで、厚鋼や大口径パイプを使った工事も多いので、必要な方は、迷わず取り揃えてください。
とは言ったものの、レンタルで借りるという手もあるので、使用頻度が低いのなら、それでもいいんじゃないかとも思います。
最終的には、みなさんの判断に委ねることになりますので、よく考えて判断してください。