電気工事で日常的に行われている、埋設管などへの入線作業ですが、その入線作業を少しでも楽にして、尚且つケーブルに無駄なダメージを与えないようにするのに活躍してくれのが、入線潤滑剤やシリコンスプレーです。
入線潤滑剤やシリコンスプレーは配管内でのケーブルの滑りを良くして、入線にかかる力を軽減することができ、ケーブルが摩擦などで傷つくのを防いでくれるものです。
ですから、みなさんもいろんなものを使っていると思います。
「入線潤滑剤など、一度も使ったことが無い」 という、電気工事士さんはいないと思います。
しかし、入線潤滑剤は忙しい入線作業中に塗布するのは大変です。
直接塗布しようとすると、ボタボタと垂れて後始末がたいへんですよね。
そんなことにならないように私は予め雑巾などを用意して、入線潤滑剤を雑巾に浸み込ませて塗布するようにしています。
こうすることで、手早く入線潤滑剤を塗布することができますし、垂れることもありませんので後始末も簡単です。^^
最近は入線潤滑剤よりもシリコンスプレーを使うことが多くなっています。
強力なスプレータイプですから、直接配管内に噴射することで配管内の滑りが良くなり、ケーブル入線中でも配管内に噴射することで、配管とケーブルの両方に塗布することができるのでとても便利ですよ。
電材店の店頭にも最近は陳列されていますが、ジェフコム(JEFCOM)などのものは他のものに比べて、異常に価格が高いのにビックリしてしまいます。
そんなに高かったら気軽に使えないじゃないか
それじゃ、意味ないんだよ。o(o・`з・´o)ノ
ですから私は、電材店で購入せずにネット通販で注文していつも使っています。
だって、ネット通販で購入してるものは電材店で販売しているシリコンスプレーの数分の一程度と安価ですから、入線時でもバンバン使ってもそれほど気になりませんから、入線作業の多いときにはまとめて購入するようにしています。
だからと言って、従来の入線潤滑剤をまったく使わないということでもなく、従来の入線潤滑剤とシリコンスプレーを併用していますので、こちらのほうもネット通販で購入しています。
ですから、こちらでは私のおすすめのシリコンスプレーや入線潤滑剤などを紹介しておきますので、みなさんも一度試してみてください。
AZ(エーゼット)シリコーンスプレーイエロー 4本セット
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私は、いつもこのセットを使っています。
だって、別に保管方法さえ間違わなければ、腐るものでもありませんし、仮に残っても次の現場で使えますからね。
私がAZ(エーゼット)のシリコンスプレーを使う大きな理由は、ケーブルシースに影響しない無溶剤タイプのシリコンスプレーだからです。
ケーブルシースに影響するようなものは、後々のトラブルの要因となる可能性が否定できないので、怖くて使えませんが、無溶剤タイプなら安心して使えますし、ほかの用途でも使えるので常に持ち歩いています。
潤滑剤として有名なのがCRC556だと思いますが、私はAZ(エーゼット)のシリコンスプレーのほうが使いやすくていいと思います。
でもこれは私の感想ですから、最終的な判断はみなさんで行ってください。
紹介したのは、内容量840mlの大容量タイプの4本セットでしたけど、そんなに要らないという方は、次をご覧ください。
エーゼット(AZ) シリコーンスプレーイエロー Y0078
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私のように現場で大量に使うのであれば、大容量4本セットがおすすめですが、
まずは、1本買って使い勝手を試してからという方もいらっしゃると思うので内容量840ml単品も紹介しておきますので、一度試してください。
入線用だけでなく、幅広い用途に使えるので、とっても便利です。
ちなみ私は、お風呂場のカビ抑制のためにも使っていますが、効果抜群です。
でもこの使い方は、用途として掲載されているものとは違うので、もし同じような使い方をされるのであれば、自己責任でお願いします。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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デンサン(DENSAN) |
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私はデンサン(DENSAN)のシリコンウエットを使っています。
こちらのほうが、扱いやすく滑りも良いように思いますが、これはあくまで私の感想ですので参考程度だと思ってください。
現場単位で使うときには3Lのものを購入して、現場の資材置き場に保管しています。
こうしておけば、少なくなったら補充することが出来ますからね。
さて次は違うものを紹介しておきましょう。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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マーベル(MARVEL) |
マーベル(MARVEL) |
マーベル(MARVEL) |
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シリコンスプレーや入線潤滑剤を紹介しましたが、このほかに粉タイプのものなどもありますので、必要な方は下のサーチボックスで探してみてください。
どれを使うにしても、電気工事での入線作業には欠かせないものですから、入線作業前には忘れずに準備してくださいね。
無かったら、他の電気工事士さんから非難の嵐を受けることになりますよ。
※シリコンスプレー使用上の注意!
スプレー缶使用前に噴射剤として使用されているガスを確認してください。
可燃性ガスが使用されているものを密閉空間で大量使用すると引火、爆発のおそれがあるので、十分注意してください。