電気工事で一番よく使うケーブルがVVFケーブルです。
どんな建物でも、照明器具の配線やコンセントなどの配線にはVVFケーブルを使うのが一般的です。
そのVVFケーブルをきれいに配線しようとすると、一々VVFケーブルを延ばして真っ直ぐにしてから配線しなくてはならず、けっこう時間の掛かる作業になってしまいます。
でも、ケーブルリールを使えばそんな時間を短縮することができて作業時間も大幅に短縮することができます。
VVFケーブルをケーブルリールにセットして、あとは引き出すだけでヨレも無く真っ直ぐに引き出すことができるので、そのまま配線するだけですから、一手間減らせて時間短縮につながりますよね。
また、長い距離の配線でもドンドン引っ張ればいいだけですから、簡単に配線することができますし、同じ長さのケーブルを複数同じところ配線するときなどは長さをそろえて一度に配線すればかなりの時間短縮になります。
ケーブルリール一つあるだけで作業時間も大幅に削減できますので、次の仕事へもスムーズに移行することができます。
これって、経費削減にも大きく貢献してくれるものだと思いませんか。
これだけの効果があるのに、ケーブルリール自体の価格もたいしたものではありませんから、ぜひみなさんも使ってください。
「もう使ってるよo(o・`з・´o)ノ」というお叱りを受けそうですね。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
育良精機(IKURA) |
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デンサンと育良精機のケーブルリールを紹介しました。
価格だけなら、育良精機(IKURA)の製品でしょうが、私が使ってみた感想から言わせてもらえば、断然デンサン(DENSAN)のVB-4450が使いやすいと思います。
ブレーキ付で余分な引出をストップしてくれるので、次に使うときもすぐに使えて効率的ですからね。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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ここまでが本格的なケーブルリールですが、簡易的なケーブルリールもあるのでそれも紹介しておきます。
プロメイト(PROMATE) Vターンテーブル E-9137 |
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見てわかるように作りも単純でブレーキ機能なども無く、シュリンプ包装されたVVFケーブルの残量が少なくなり重量が軽くなると、本体ごと動いて最終的には手で引出さなくてはならなくなるので、本当に簡易的な使い方しか出来ません。
狭い木造住宅などでは使えるかな?