電気工事の中でも依頼の多い工事の一つとしてエアコン取付工事がありますが、エアコンの冷媒管は保護テープを巻いて処理するのが一般的だと思います。
そのほかの処理方法として一般家庭用エアコンでよく使われるのがエアコンダクトを使っての処理方法です。
保護テープ巻きだけに比べて、見た目も良くなりますし、冷媒管の保護の観点から見ても紫外線や風雨による劣化を抑える効果が保護テープより高いという利点があります。
保護テープだけで処理したものは、経年劣化で保護テープが硬化し、剥がれたりして、保護効果が無くなるものです。
保護テープが剥がれると冷媒管の断熱材がむき出しになり、断熱材が風雨や紫外線の影響で劣化して最終的には保護テープ同様に剥がれて内部の銅管がむき出しになってしまいます。
こうなると内部を循環する冷媒ガスの熱交換効率が落ちるので、冷房効率も悪くなりますし、電気料金も高くなってしまいます。
最近は、地球温暖化の影響で日本の夏の最高気温が年々高くなる傾向が顕著になってきていますので、少しでもエアコンの冷房効率を保つことが大切になってきています。
また、地球温暖化の原因となっているCo2の排出量を抑えるためにも電気の使用量を抑える必要があり、エアコンの冷房能力を最大限活用することが求められています。
大局的な観点から見ても、エアコン取付に関してもよりエアコンの能力を最大限に発揮できる取付が大切になってきていると思いますし、エアコンダクトを使用する方が適切だと私は思いますので、私がエアコンの取付を行うところでは、お客さんに説明して、エアコンダクトを使った施工をおすすめしています。
もちろんエアコンダクトを使って施工するためには、エアコンダクトカッターは必需品ですから、これまでにいろんなメーカー品を使ってきましたので、その中でもおすすめのものから、ほかのメーカー品まで、ご紹介して大きますので、みなさんのエアコン工事にご活用ください。
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エアコンダクトを使う取付工事も一般的な工事方法ですし、マンションのような大規模集合住宅などでは、エアコン備え付けの物件も増えていて、そのほとんどでエアコンダクトを用いた取付が求められますので、エアコン工事を行うのであれば、エアコンダクトカッターはぜひ持っておきたい工具の一つです。