おすすめのケーブルローラーを紹介しています。
ビル、マンション、工場、商業施設など、ある程度の規模がある建物の電気工事を行うのであれば、ケーブルローラーは必需品ともいえる工具の一つだと私は考えます。
これらの施設ではケーブルラックを使うことが多く、その条数も半端な数ではありませんので、ケーブルローラーを使わずに延線作業を行うと延線中にケーブル同士が擦れて、外被が傷ついたり酷い場合には内被まで傷ついて、絶縁不良などを引き起こす可能性があります。
最近ではこれらの作業に用いられるケーブルとしては、CVTケーブルが一般的でその絶縁能力はかなりのものですが、それとてケーブル自体が健全な状態での話であって、傷ついてしまっては持てる能力を維持することはできません。
実際の建築現場ではケーブルローラーを使わず、力任せにケーブルを引っ張っているところを見かけることがありますが、見ていて、「大丈夫か?」 と思うことがよくあります。
条数が多いケーブルを力任せに引っ張れば、コーナー部分などでケーブルが重なり、そこでケーブル同士が擦れて先に書いたような状態になります。
改修工事などで外被が擦れてほぼ無くなり、内被がむき出しになっているものを見かけることもあります。
そんなケーブルを見れば、どのような電気工事がなされていたのかは容易に想像がつくというものですね。
電気工事会社の経営者の中には作業手順など無視して利益追求に走って、必要な工具を用意しないところも多いものですが、やはり最低限守らなくてはならない作業手順があるもので、ケーブル敷設に関してもケーブル自体にダメージを与えないためにも、ケーブルローラーの使用は最低限必要な作業手順だと私は考えています。
それに、ケーブルローラーを使うほうが少ない力でケーブルを引くことができるので、必要な人員も少なくなりますから、経費的にも少なく済むことになり、結果的に利益に繋がると思うのですが、ケーブルローラーを揃える目先の出費ばかりを考えて、その先のことを考えない経営者が多いのにはホトホト呆れるばかりです。
今このページをご覧のみなさんには総合的に判断して、どっちが利益に繋がるか、よ〜く考えていただきたいと思います。
賢明にみなさんなら、必要性をご理解いただけますよね。
育良精機(IKURA) |
育良精機(IKURA) |
育良精機(IKURA) |
---|---|---|
育良精機(IKURA) |
育良精機(IKURA) |
---|---|
ここまでが、育良精機(IKURA)の直線用ケーブルローラーです。
育良精機(IKURA) |
育良精機(IKURA) |
育良精機(IKURA) |
---|---|---|
コーナーローラーも揃って、これで延線作業ができるようになると思いますが、
次に紹介するものは、設置が楽なケーブルラック専用のローラーです。
育良精機(IKURA) |
育良精機(IKURA) |
---|---|
ケーブルラックに何も無い状態なら、設置が簡単で直進性に優れているので、延線作業を楽に行うことができるでしょう。
次は、既存のケーブルがあるとき使える4面ローラーの紹介です。
育良精機(IKURA) |
育良精機(IKURA) |
---|---|
この育良精機(IKURA)の4面コロは使っていますが、とても便利で助かっています。
ともかく設置が簡単なので、通電中のケーブルがあっても安全に作業することができます。
次はハンドホールなどへの入線作業に便利なものを紹介しておきます。
育良精機(IKURA) |
育良精機(IKURA) |
---|---|
育良精機(IKURA)の製品を紹介してきましたが、詳しい仕様は育良精機(IKURA)のホームページで確認してください。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
---|---|---|
デンサン(DENSAN)のケーブルローラー3種を紹介しました。
このほかにマーベルなどからも販売されていて、以前は紹介していたのですが、サイト内容見直しのときに確認したら、高かったので紹介をやめました。
あえて高いものを買う必要なんてありませんからね。