電気工事では接地工事はとても大切な工事の一つです。
電気工事をなさっている方なら接地工事の大切さは痛いほど解っていると思いますが、銅板を埋め込んでもA種アース棒を打込んでも、なかなか接地抵抗値が下がらないなんて経験をお持ちの方も多いと思います。
私も、いろいろな現場で接地工事を行ってきて、あと少しがなかなか下がらない経験を幾度となくしています。
そんな時でも規定の値まで接地抵抗値を下げないと送電してもらえないですし、万が一事故が起こったときには責任問題にも発展してしまいますから、どんな方法をとっても規定値以下にしなくてはなりません。
そのために多く用いられる方法として、A種アース棒を地中深くまで打ち込んだり、何箇所かに分けて打込んだりすると思います。
このアース棒の打込み作業が見た目以上に疲れるもので、何本か打込むのにセットハンマーなどを振り下ろしていると、手の握力は無くなってくるし、時々アース棒から外れて、支えている手を叩いたりと、散々な目にあうことも・・・(+_+。)
そんな時、見つけたのが、アース棒打込みアダプターだったんです。
この工具も、最初は半信半疑だったんですが、使ってみると面白いようにアース棒が打込めて、どんなに深く打込んでもほとんど疲れることがなくなったんです(^-^*)
勿論、機械で打込みますから手を叩くこともありませんし、痛い思いもしなくて済むようになりました^^
そして何より、接地抵抗値を下げるのも楽になって、一石二丁 いや! 一石三丁にも四丁にも思えるくらいです^^
これは電気工事を行うのであれば、ぜひ持っておきたい一品だと思います。
私の体験から、みなさんにも自信を持っておすすめできる工具です。
アース棒アダプター(電動ハンマー用)
ハウスビーエム(Hause BM) |
ハウスビーエム(Hause BM) |
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アース棒アダプタ
マキタ(makita) |
マキタ(makita) |
マキタ(makita) |
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私が使っているのは、清水製作所の鉄筋打込アダプターです。
本来の用途は、鉄筋を打込むためのものですが、アース棒の打込みに使っても何の問題もありません。
私が知人の電気工事士さんから教えてもらったのですが、清水製作所の鉄筋打込アダプターだっただけのことで、即決で購入しただけのことです。
ハイコーキ ・ 清水製作所
ハイコーキ(HiKOKI) |
清水製作所(Rakuda) |
清水製作所(Rakuda) |
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どれを使っても結果は同じで、とっても楽にアース棒の打込みが終わります。
一度使うと手作業での打込みには戻れませんので注意してください。