現場作業の三種の神器といえば、
ヘルメット、安全靴、安全帯ですよね。
みなさんもすでにお持ちだと思います。
最低限、この三点がなければ現場への入場すらさせてもらえませんから、忘れることはないと思いますが、そんな中でもこちらでは頭部を守るために必要なヘルメットを紹介いたします。
一口にヘルメットと言っても作業内容によって、使用するものが違うのはご存知ですよね。
一般的な作業の場合は一般作業用ヘルメットを使用しますが、これでは私たちのように電気を扱う場合感電の危険性がありますから、電気工事を行う場合は電気作業用ヘルメットを着用しなくてはなりません。
電気工事の場合送電中の建物の内部での作業や、電気室内での作業など常に感電事故の可能性があり、一般的なヘルメットでは感電事故の危険性が常に付きまとうことになります。
送電中の建物内で作業中に切断されたケーブルがヘルメットに触れて感電する場合もありますし、電気室内などでは送電中の送電線に誤ってヘルメットが触れる危険もありますので、使用するヘルメットも電気作業用ヘルメットが必要なのです。
そんな中でも私がおすすめするのはスライダー面付きヘルメットです。
勿論私も使っていますが、電気工事では天井を向いての作業が多く、ボード開口などの際にはボードの粉が目に入ったりしてとても大変です。
また、サンダーや丸鋸を使ってハンガーレールやパイプを切断する際には鉄の切粉が目に刺さったりしてとても危険ですから、保護メガネなどの使用が欠かせませんがこれが案外面倒で保護メガネを使わずに作業されているようです。
そんなときでもスライダー面付きヘルメットなら、ヘルメットに格納されているスライダー面を降ろすだけですから簡単ですし、何より安全に作業することができますから、目に異物が入る心配もありません。
最近では、スライダー付きヘルメットを使用している人をよく見かけるようになりましたが、少し前まではまだ少なかったようです。
私の周りの電気工事士さんでも、私が使っているのを見てその便利さを認識されて、新しく購入するヘルメットは、スライダー面付きのものにされる方が多くなりました。
ミドリ安全 SC-21PCLS RA3 KP
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頭部の保護と共に眼の安全も確保できるこのヘルメットはおすすめです。
当然、電気工事対応のヘルメットですから、感電などの心配も軽減できて安全に作業することができますからね。
ここから紹介するものもすべて電気工事対応品ばかりですから、電気工事を行うならこの中から好きなものを選んで現場作業を行ってください。
ミドリ安全(Midori) |
ミドリ安全(Midori) |
ミドリ安全(Midori) |
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ミドリ安全 クリアバイザータイプSC11PCL
透明バイザータイプは、上を見上げる作業の時に便利です。 |
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ミドリ安全 MPタイプSC-MB-KP
代表的な白のヘルメットを紹介したけど、他にもいろんな色があるのでお気に入りのものを選んでください。 |
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紹介したヘルメットの使用範囲をしっかり確認してください。
こちらのサイトが、ヘルメット選びの参考になると思いますので、ご紹介しておきますので活用してください。