電気工事では既存の建物の改修工事や既存電気設備の更新を行うことも多いものです。
電気工事を行ってるみなさんも新築の建物ばかりを扱っている方は少ないと思いますがいかがでしょうか?
以前のように建売住宅や新築マンションがドンドン建てられる状況なら、
「うちは、新築物件専門だ」というところもあったかも知れませんが、昨今の状況を考えると耐震補強工事に伴う電気設備の改修や、定期メンテナンスよる設備更新、建物の使用状況の変化に伴う電気設備の更新と、既存の建物に対する電気設備の更新や改修などが多くなっています。
このような電気設備の更新や改修作業の際には既存の配線の確認が不可欠になりますよね。
でも、この既存の配線の確認作業が以外に時間の掛かるもので、なおかつ確実性を求められる作業ですから、ところによっては天井内に身体を入れて配線一本一本を確認するなんてこともよくある話です。
私もかつてはこのような作業をしていましたが、年齢を重ね
「この歳になってまで、まだ天井裏を這い周るってのも・・・」
と思ってたら、現場作業の休憩中に知り合いの電気工事士さんから耳寄りな情報を得て、早速スマホで検索!
すると知り合いの電気工事士さんが言ってた商品がヒット!
見てみると、電話線やLANケーブル用探査機でした。
それを見て少々ガッカリしていると、使い方を教えてくれて電灯配線でも活用できることがわかって、その場から即注文してしまいました^^
最近では、スマホを利用することで、調べたいことが簡単に調べられて、尚且つすぐに注文できるので便利になりましたよね^^
その分、ちょっと無駄な買い物も増えたような気もしますが・・・
で、数日後届いた商品を早速現場で試してみたところ、これがなかなかの優れもので配線の確認は勿論、配線ルートの確認までできてとっても便利なんです^^
これなら天井裏に上らなくても、配線の追跡も簡単にできて時間短縮にもなりますし、身体的な疲れもかなり軽減されると思います。
また、ケーブルラック上に折り重なるようになってる配線でも、容易に追跡できますから間違った線を切断することもなくなり、余分な復旧作業を減らすことができるので、時間の節約プラス、コストダウンにも繋がると思います。
これまでのルートチェッカーにはなかった、配線の追跡ができる機能は本当に現場での作業の助けとなりますから、みなさんにも紹介しておきたいと思ってこのページで紹介することにしました^^
★☆★おすすめの配線チェッカー | |
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GREENLEE グリーンリー701K-G Professional
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私は購入後すぐに送信機の接続部分をワニ口クリップに付け替えました。
電気工事で使うにはワニ口クリップのほうが使い勝手がいいからです。
私のように少し改良することで使い勝手は格段に良くなりますが元の製品が悪いわけではないのでそのままでも問題ありません。
唯一の問題点といえば、取扱説明書が全て英語だということです。
それも、難しい操作はありませんし直感的に使えるので問題にならないレベルです。
これを使うとほかのメーカーのものがチャっちく見えますよ^^
私の永年の経験からして今この時点では最高のものだと思いますので、みなさんにもおすすめしておきます。
価格も国産のものと比較しても高くないですから、同じ金額を払うんだったら絶対こっちですよ。
<( ̄^ ̄)>えっへん
GREENLEE(グリーンリー) |
グッドマン(GOOD MAN) |
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ここで紹介したGREENLEE(グリーンリー)シリーズは、私がおすすめした製品の上位モデルです。
当然、機能も私が紹介したものに無いものがありますが、その分価格も少し上がっています。
デンサン |
デンサン |
マーベル |
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紹介した国内メーカーの製品はもう20年近く形も機能も変っていない旧式のものですから、周りの電気工事士さんでも持っているのを最近は見た記憶が有りません。
もっと、国内メーカーにもがんばってもらってより良い製品を供給してもらいたいものです。
頑張れ!(`・ー・´)b
続いては活線でも使える上位モデルを紹介しておきます。
デンサン |
共立電気計器 |
戸上電機製作所 |
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工場などのように簡単に停電作業ができないときには必要となるものですから、どれか一つは持っておきたい計測器の一つですね。