現場作業の三種の神器の二つ目は安全靴です。
現場内はいろいろな業種の人が、多種多用な作業を同時に行います。
それに伴ってさまざまな資材や工具が搬入されます。
また、数多くの建設機械などが動き回り、安全通路と言っても何が落ちてるかわかりませんし、積み上げられてる資材などが荷崩れなどを起こさないとも限りません。
このような時、足の上に落ちてくれば大怪我の元ですから、そのような危険を少しでも回避するために安全靴は欠かせませんよね。
以前の安全靴といえば、つま先に鉄芯が入り皮の頑丈なものが主流でした。
確かに頑丈で、丈夫でしたが、安全靴自体が重く、慣れないととても疲れるものでした。
でも最近ではつま先部分の保護具はFRPなどの素材に変わり、またスタイルもスニーカータイプなど見た目もよくなってきています。
それに伴って、安全靴自体の重量も軽くなり、人体的な負担も少しは軽減されていると思います。
みなさんも、このような安全靴を使用されている方も多いと思います。
私も普段の作業の時にはこのようなスニーカータイプの安全靴を着用していますが、高所作業や外溝工事などの時には編み上げ式の長めのものを使用するようにしています。
高所作業などの場合には何かの拍子で安全靴が脱げて落下させると、直下に人が居た場合直撃すると大変危険ですし、外溝工事などの場合は足元をとられる危険もありますから、脱げにくい編み上げのものを着用するようにしているんです。
また、工場などの塗装ラインなどでの作業の際には静電防止の安全靴の着用を求められることがありますから、それ専用に上履きとして静電防止安全靴も別に持っています。
このように、安全靴一つ取ってみても、その用途によって使い分けることが大切だと私は考えています。
その日の作業内容や作業箇所の状況などを判断して、安全靴を使い分けるように日頃からみなさんも心掛けるようにしてください。
こうすることで、つまらない指摘を受けたり、クレームを言われることもなくなりますし、手直しなどの無駄な出費を抑えることにもつながりますからね。
ミドリ安全 先芯入りスニーカー DSF35
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アシックス(asics) ウインジョブCP201
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ミドリ安全 先芯入りスニーカー MPN305静電
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私が主に使ってる安全靴三種です。
作業内容と作業箇所の制約などを考えて使い分け、安全作業を心掛けるようにしています。
シモン 7538黒 | シモン SS33C黒 | シモン 8518 |
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アシックス |
おたふく手袋 |
シモン |
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安全を考えて安全靴を着用するのは当たり前ですが、最近は建築作業中も埃などの浸入に神経を使わなくてはならなくなり、安全靴だけでも数種類用意しなくてはならず、ドンドン無駄な出費が増えているような・・・