電気工事ではCVT、CV、SV等々、いろいろなケーブルを使って建物に電気を供給しますが、これらのケーブルにはすべて絶縁被覆が施されていて、配電盤や分電盤、各機器への接続などの際にはその被覆を剥がし、接続作業を行わなくてはなりません。
従来、電気工事士は被覆をはがす作業を、電工ナイフで行っていました。
しかし電工ナイフを用いての絶縁被覆剥がしにはそれなりの経験が必要で、経験を積んだとしても時間が掛かっていたものです。
現在でも、少しの本数なら電工ナイフで行っていますが、多くの場合ケーブルストリッパーを利用してるのではないでしょうか。
なんと言っても電工ナイフを用いるよりも数倍早いですし、工具自体もさほど高くもありませんから、多くの電気工事士さんが使っていると思います。
ケーブル本数が少なければ電工ナイフで剥いても時間もたいして掛かりませんし、そんなに疲れを感じることもないでしょうが、電気室や配電盤などのように、建物への供給ケーブルが集まっているようなところだとそのケーブル本数も膨大な本数になりますから、それらを一本一本被覆を剥がすだけで大変な作業量となってしまい、指は痛くなるし疲れるしで作業効率は落ちるばかりです。
でも、ケーブルストリッパーを使えば、そんな過酷な作業も短時間で済ませることができ、スムーズに接続作業を行うことができるので、結果的に、経費の削減にも繋がると私は考えているのですが、みなさんのご意見はいかがでしょうか。
デンサン ケーブルストリッパー ND-800
腰袋に忍ばせているのが、このタイプのものです。
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デンサン(DENSAN)のCVS-40も使ってるんですが、残念ながら廃盤となって、ネット上の在庫も尽きてしまったようです。
残念 。(_ _ ))
中華性の完全パクリ商品があるけど、日本製の完パク品で儲けるのを助ける気にならないので紹介しません。
(`・_・´) キッパリ!
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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デンサン(DENSAN)のケーブルストリッパーのサイズ違いを紹介しました。
現場で扱うケーブルに合わせて揃えるようにしてください。
マーベル ケーブルストリッパー MC-6014
必要な時は、腰袋に入れて持ち歩けるので、便利ですよ。
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これけっこう気に入って、お気に入りのアイテムのひとつになったので、みなさんにもおすすめしておきます。
タジマ(tajima) |
タジマ(tajima) |
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私は使ったことがありませんがレビューなどを見てると、使いやすいという人と今一というのがあって、どちらとも判断がつきにくい感じです。
ここまでがよく知られたものだと思いますが、少しだけほかのものも紹介しておきます。
ロブテックス(LOBSTAR) |
クニペックス(KNIPEX) |
ベッセル(VESSEL) |
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まだまだありますが、あまりたくさん紹介しても仕方がないので、有名どころの主だったものを紹介しておきましたので、もし探しているものが無かったらショップで型番などのキーワードを入れて検索するようにしてください。