電気工事や空調工事などで使う多機能コアドリルを紹介しておきます。
電気工事で使用する場合、その主な目的は住宅などの、基礎部分や壁などを貫通してCD、PF、VE、C,Eなどの配管材を通すのが主な目的でしょう。
空調工事の場合はエアコンの冷媒管やドレンパイプなどを通すための貫通が目的です。
こんなことはみなさんならご存知のことでしょう。
電気工事で言えばコンクリート製のハンドホールなどへの配管接続用の穴あけなどにも使用することがありますね。
多機能コアドリルを使用するメリットは、ともかくきれいに貫通できるということに尽きると思います。
それと、ボディを変えることでいろいろな素材に穴を開けることができるのでとっても経済的です^^
例えば、コンクリートやモルタル、ブロックなどを貫通するのであれば『乾式ダイヤモンドボディ』を取り付ければ普通のコンクリートビットで貫通するよりきれいに貫通することができますし、貫通後の配管作業などもスムーズに行うことができるので、結果的に作業時間の短縮にもつながりますから、経費の削減にも寄与できると思いますよ^^
また、タイルや石面などでの貫通作業でも割れなどのリスクを軽減することができるので、他社にお願いして補修してもらう出費も減らすことができるでしょう。
ボディを交換すればサイディングなどの新建材も簡単に貫通することができますし、勿論ALCなどもボディ交換だけですぐに貫通作業を行うことができます。
このように、ボディを交換するだけの簡単施工が実現できるので、大きなコアドリルをいくつも持ち込む必要がなくなり、現場への持ち込み荷物が減ることで作業前の段取りの時間も減らすことができ、作業後の後片付けの時間も短縮できるでしょう。
とまあ、良いことずくめの多機能コアドリルですが、ほかのものに比べて少々お値段が・・・と言っても、ビックリするほどでもありませんけどね。
ですから、お得な使い方も紹介していますから、こちらでお得な購入方法などを見てもらってから決めてもらえばいいと思っています。
私も、使い始めたときからこの方法で購入していますが、これならほかのものとさほど価格的な違いはありません。
むしろ、こちらのほうが多少なりとも安く購入できるのかもしれません。
unika(ユニカ)多機能コアドリルUR21 Dシリーズ
鉄筋コンクリート、硬質サイディングボード |
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このシリーズは、写真で判るように、
ボディ、センターピン、シャンク部分に分かれています。
施工手順は、
と、メーカーHPでは、説明されていますが、
私は、センターピンの逃げを防ぐため、最初にカールプラグを打込む程度の穴をあけ、そこにセンターピンをセットするようにしています。
これなら、センターピンが逃げることもなく、正確に貫通作業を行うことができます。
このように全て分解できるので貫通作業もスムーズに行え、コンクリートの除去も簡単にできるので、次の作業時にも無駄な時間を使わずにすぐに取掛かれるので、
作業時間も短縮でき、つまらないストレスを感じることもありません。
ともかく、今有るこの手の乾式ダイヤモンドコアの中では、
一番使いやすいと私は思いますので、
みなさんにも自信を持っておすすめしておきます。
今紹介したUR21 Dシリーズには、下記で紹介している25〜55mmまでのサイズのものが御座いますので
みなさんの作業に必要な物を選んでください。
※画像からAmazonにリンクしてあります。
上記で紹介しているものは、全て、
ボディ、センターピン、シャンク部がセットのものですが、
全てセット品で揃える必要はありません。
紹介したサイズはセンターピン及びシャンク部は、全て共通ですから、1セットもしくは2セット程度そろえて使用頻度の低いものは、ボディのみ購入するようにすれば経費の削減にもつながり、作業に支障をきたすこともありませんから、私は、このような使い方をしています。
※60φ以上は、センターピン・シャンクが違うので、注意してください。
ですから、ボディも紹介しておきます。
※画像からAmazonにリンクしてあります。
さてここまで紹介してきた、ユニカ(unika)多機能コアドリルUR21 Dシリーズは、ご覧のように、比較的小口径のものですから、それ以上のものになると対応できません。
これでは、エアコンの配管用の貫通や換気扇用の貫通などは無理ですから、そのために下記のものも私は使っています。
unika(ユニカ)多機能コアドリルUR21 Dシリーズ
鉄筋コンクリート、硬質サイディングボード |
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このタイプは、先に紹介したものと違って、大口径のコアドリルだということです。
それに伴って、少しボディとシャンク部の形状が異なりますが、基本的な使い方は同じですから、使い方についての説明は割愛させていただきます。
こちらも、先のものと同じで、基本的なセットを1セット持っておけば、後はボディのみを購入すれば、大きさの異なったものでも簡単に貫通工事を行うことができるので、時間的な節約にもなりますし、現場への持込荷物を減らせることで、身体的な疲れも少しは軽減できるでしょう。
それよりも、やっぱり経費削減というのが一番ですかね。
適合ボディの確認は、下記をご覧ください。
※画像からAmazonにリンクしてあります。
大口径、120mmまでのものを紹介しましたが、これほど大きな貫通をしようと思うと、ドリルもそれなりの大きさのものが必要です。
さらに言えば低速でトルクのある機械を用意してください。
でも、実際の現場作業で乾式ダイヤモンドコアで、こんなに大きな口径の貫通作業を行っているのを見たことがありません。
実際問題として、乾式ダイヤモンドコアで行える貫通作業と言えば、モルタル壁、ブロック程度でしょう。
先に紹介した小口径のものであれば、時間をかければ、住宅の基礎(100mm)程度なら貫通できるでしょうが、
電動ドリルなどには、かなりの負荷がかかることは、覚悟しなくてはなりません。
また、レンガなども貫通できるとされていますが、実際に貫通作業を行うと、すぐに目詰まりしてしまって、
少し開けては、掃除して、また開けては掃除しての繰り返しで、そう簡単に貫通できるものでは、ありませんでした。
こんなこともあるということを実際に使った感想として掲載しておきますので、みなさんの参考にしてください。
と以前は、ご紹介していたのですが、現在ネット上に適合ボディーの販売を確認することが出来ませんので、残念ながらご紹介することが出来ませんので、ご了承ください。
因みに、この先は、以前はこんな感じでご紹介していましたということで、今も残してあるものです。
私が使って、自信を持っておすすめできる乾式ダイヤモンドコアを紹介しました。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、この商品はボディを変えることで、ほかの材質のものにも使えますのでとっても経済的ですし、大きなコアドリルなどを数多く揃えると車の中のスペースもかなり占領されますし、倉庫に保管するのにも多くのスペースが必要となりますが、ユニカ(unika)のこのタイプなら、それほどでもありませんので、スペースも有効に使うことができるので、車の中も倉庫の中も、いつもスッキリして快適です。