電気工事の中で天井開口部に出てくる不要な軽天チャンネルは、邪魔以外の何ものでもありません。
出てくれば、切断して除去しなくてはならないので、ディスクグラインダーやパワーカッターなど、金属切断用工具を使うか、無ければ金属用鋸を使って切断したり金切鋏を使うなど、手作業で切断したりしなくてはなりません。
しかし、金属切断工具を使うには、ディスクグラインダーの場合なら、作業範囲に可燃物が無いか確認し、そのほかに火花が付着してはいけない物がある場合は、完ぺきに養生するなど、作業前に余計な作業をしなくてはなりません。
パワーカッターもほぼ同様の措置が必要ですし、何より作業員の安全確保のため、保護メガネ等の安全対策を施さなくてはなりません。
たかが不要な軽天を切るだけで、こんなに面倒なことをしなくてはならないというのは、時間も経費も無駄にすることになってしまいます。
限られた時間内で作業を終えなくてはならない昨今の現場では、できる限り無駄な作業は省きたいものです。
そこで、すでにご存じとは思いますが、Mバー、Cチャンなどの切断に特化したチャンネルカッターを紹介したいと思います。
チャンネルカッターも複数のメーカーから販売されていますので、すでに使ってる方も多いと思いますので、ここで私がとやかく書きなぐるより、お仲間で使ってる人も居ると思うので、実際の使い勝手を聞いて判断されるのが一番いいと思いますので、あえてクドクドと書くことは控えたいと思います。
それでも、チョコっとした特徴を書き添えさせていただこうとも思いますので、みなさんの購入判断にしていただければと思います。
それでは、私がおすすめするチャンネルカッターから紹介しておきますので、ご覧ください。
マーベル(MARVEL) |
マーベル(MARVEL) |
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MCM-500用替刃 |
MXC-500用替刃 |
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私が現場で使っているチャンネルカッターと替刃を紹介しておきましたが、このカッターに落ち着くまでに、フジ矢のチャンネルカッターを使っていたんですが、知り合いの電気工事士さんがこれを使っておられて、使わせてもらったら、とても良かったので買換え、以来これを使い続けています。
ヘッドが回転できるので、常に扱いやすい体制で作業できるので、楽なんです。
ヘッドが回転するのは、これ以外にないので、これから買い求めるとか、今あるものからの買換えを考えている方には、おすすめしたいものです。
次にご紹介するのは、私が以前使っていたフジ矢のチャンネルカッターです。
フジ矢(FUJIYA) |
フジ矢(FUJIYA) |
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フジ矢(FUJIYA) FMC-500替刃 FMC-B |
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フジ矢(FUJIYA)のチャンネルカッターですが、見た目は、マーベルのものとあまり違いは、感じないと思います。
でもマーベルのチャンネルカッターで紹介したように、こちらのMバーカッターは、ヘッド固定型なので、切断位置により、扱いにくい場合があります。
替刃に関しても、Cチャンカッターは、ハンドル一体型なので、交換することが出来ません。
多少の不自由を我慢すれば、製品自体のクオリティーは、高いので、十分現場作業に耐えうる範囲だと思います。
続いて、デンサン(DENSAN)のチャンネルカッターを紹介します。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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デンサン(DENSAN)の製品は、電気工事士なら電材店などでもよく目にしてるので、ご存知だと思います。
しかし、チャンネルカッターに関しては、使ったことも無いし、使ってる人もしりません。
実際現場で使われてるのかすら、定かじゃないというのが私の印象です。
なので、使い勝手に関しても、未知数ですので、カタログ等で仕様を確認したりして、ご自身でご判断ください。
次にちょっとしたものなら金切鋏を使うこともあると思うので、金切鋏も紹介しておきます。
SK11 |
SK11 |
SK11 |
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3点紹介しましたが、私が使ってるのは、SMS-250B倍力型金切鋏です。
切れ味がいいというのが一番で、永く愛用しています。
最後に、ダウンライトの開口中に出てくるMバーをカットするのに便利なものを紹介しておきます。
マーベル(MARVEL) |
マーベル(MARVEL) |
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ダウンライトの開口をした時に出てきたMバーを簡単にカットできる優れものです。
これまでなら、無理やり金切鋏やディスクグラインダーを使ってカットすることが多かったと思いますが、これさえあれば、苦労することなく簡単に不要なMバーを除去することができます。
使い方は、Amazonサイトで動画紹介されているので、ご覧ください。
使えっるものは、できるだけ使って安全に作業できるように心掛けたいものです。