建築現場だけでなく、いろんなものにボルトやナットが使われ、
それに呼応するように締付け工具もいろんなものが開発されています。
かつては、ワンサイズのスパナしかなかった時代から
モンキーレンチという画期的なものが生まれ、
永くモンキーレンチ全盛の時代が続きましたが、
それからラチェットレンチが創られ、
さらに進化させてトルクレンチが作られました。
どれも今では普通に使われているものですが、
現場で使う職人さんの意見や開発者さんの創意工夫があって
はじめて出来上がったものばかりですから、
その進化は今も続いていて、
今回紹介する
『フレックスラチェットレンチ』もそんな中から生まれたものです。
もうすでに発売されてからかなりの年数が経過してるので、
現場の中でもよく見かける工具になっていますから、
みなさんもご存知だと思いますが、
正式名称で呼ばれることが少ないので、
『フレックスラチェットレンチ』と言われてもどんなものなのか思い浮かばないかもしれませんが、下の画像を見ればもうわかりますよね。
トラスコ(TRUSCO) フレックスラチェットレンチ 17mm
最近は腰道具のひとつとして作業に合わせて持ち歩いてる職人さんも多いと思います。
電気工事くらいの締付け作業にはちょうどいい大きさだし、締付けトルクですから私はよく使ってます。
ここで紹介してるものは、“フレックス”ということでメガネ側のヘッドの角度が変えられるものですが、ヘッドの角度が固定されたスタンダードタイプもあるようです。
しかし、私は使ったことがありませんし、そもそもヘッドの角度が変えられないものでは電気工事のように狭いところで使うことの多い職種では使い物になりません。
ですから、記憶から消し去ってしまってるのかもしれませんが、
今回『フレックスラチェットレンチ』を紹介するために商品検索してる途中でスタンダードタイプを目にして一言書き添えておこうと書く加えてはいますが、おそらく興味を示される電気工事士さんは居ないと思いますので、ご紹介はいたしませんので気になる方は見てください。
先にご紹介した画像のページの中にもスタンダードタイプが紹介されてますから、すぐに確認していただけます。
ともかく『フレックスラチェットレンチ』は一定の大きさのナット締め作業では抜群の作業性を誇りますから、モンキーレンチを使うよりはるかに効率よく作業をすすめることができるので、作業時間も短縮できて、なおかつ作業に伴う疲れも軽減することができるので、電気工事を行うのであれば、必要なサイズくらいは揃えておきたい工具のひとつだと思います。
|
SK11 フレックスラチェットレンチセット
|
---|---|
基本的にこのセットを使ってるのですが、足りないサイズは買い足して使いますし、
仮に無くしたり、壊れたらそれだけを買い替えるようにすれば、
いつまでのフルセットの状態を保つことができるので、経済的ですからね。^^
ですから最初は、このセット品の購入をおすすめしておきます。
セット品で足りないサイズは、単品で購入するのがおすすめですから、次は単品で販売されてるものをご紹介しておきますので、必要なものを選んでください。
※画像からAmazonにリンクしてあります。
とりあえず現在Amazonと楽天市場のショップで紹介されているフレックスラチェットレンチです。
これで、いつでも必要なサイズを簡単に購入することができますね。^^
次は、ショートタイプのものを紹介しておきますので、必要な方はご覧ください。
※画像からAmazonにリンクしてあります。
SK11のショートタイプ フレックスラチェットレンチを紹介しました。
狭いところでの作業が多い方にとっては、とても便利なものだと思いますが、サイズが小さいので締め付けに要する力は必要となります。
次はダブルフレックス フレックスラチェットレンチをご紹介しておきます。
ダブルフレックス型は電気工事ではあまり使わないと思いますが、ひょっとしたら探してる方がいらっしゃるかもしれませんのでとりあえず掲載しておいきますので、気になる方はご覧ください。
※画像からAmazonにリンクしてあります。
さていろんなフレックス ラチェットレンチを紹介しましたが、やはり普通電気工事で使うなら、通常の長柄のものでしょう。
時々、ショートタイプを使ってる人も見ますが、圧倒的に普通の長さのものを使ってる人のほうが多いですね。^^
仕事の内容を考えたら使い易いからですよね。^^