電気工事で行う入線や延線作業を円滑に行うには、送り込む側と引き手の呼吸を合わせることが大切ですので、呼吸を合わせるために使うのがトランシーバーです。
もちろん声の届く範囲なら大声をはりあげて
「せいの、せいの」
と掛け声を掛けて作業してるのを目にしたことがあると思います。
電気工事ではよく見る普通の光景ですから、少し規模の大きなRCの建物や工場内の延線作業などで見てると思います。
電気工事士なら誰でも経験したことのある作業でしょうから、その苦労はご存知だと思います。
上手く息が合わないと、力一杯引っ張ってもビクともしないなんてことも珍しくありません。
(>_<;)
人力で引っ張らず、ケーブルウインチを使ってると、予期しないときに引っ張られて思わぬ事故につながることも考えられます。
それだけに両方の息がピッタリ合わないと危険な作業なんです。
そのために双方がトランシーバーを持ち、タイミングを合わせる必要があるので、電気工事ではトランシーバーが必需品なんです。
でもトランシーバーならどんなものでもOKかというと、そうではありません。
当然無線ですから、電波法の規制がありますから、一般的に電気工事で使えるのは“特定小電力”のトランシーバーのみです。
もちろん、出力の大きなもののほうが離れたところまでとどきますが、そのようなものを使おうとするとそれなりの資格が必要になり、使用できるところも規制されることになり、現場の場所が規制範囲内だったら資格があっても使えないこともあるので、実用的ではありませんから不必要に高出力のものを買うのも考えものです。
ですから私も“特定小電力型”のトランシーバーを使ってます。
このタイプにもいろんなメーカー品があって、ピンキリですから選ぶものによって、使い物にならないものもあるので選ぶときには製品の仕様をよく確認して本当に使い物になるか慎重に判断してください。
もし解らないときは、実際に使ってる人の意見を聞いてみるのもいいでしょう。
その意味からも、このページがみなさんの一助となれば幸いです。
アイコム(iCOM) IC-4110 2台セット
まず2台セットをご紹介しておきます。 |
|
アイコム(Icom) |
アイコム(Icom) |
アイコム(Icom) |
---|---|---|
電気工事で使うトランシーバー選びのポイントは、なんといっても音声がクリアなこと、そして到達距離が長いことでしょう。
それに加えて、やはり価格も重要なトランシーバー選びのファクターですね。
^^
いくら性能が良くてもべらぼうに高いものはいりませんし、逆に安くても使い物にならない性能のものもなしです。
ですから価格、性能面をよく吟味して一番良いものを選ばなくてはなりませんが、これが一番の問題でトランシーバーは実際に使ってみないと本当の使い勝手はわからないものですから、さまざまな資料を参考にしたり、各サイトのレビューなども参考にし選ばなくてはなりませんが、やはり実際に使ってる人の生の声が一番だと思いますので、みなさんも近くでトランシーバーを使ってる人に聞いてみるといいでしょう。
これらの条件を考慮して私がおすすめするのがアイコムのトランシーバーです。
アイコム(Icom) |
アイコム(Icom) |
アイコム(Icom) |
---|---|---|
アイコムのトランシーバー用付属品を紹介しましたが、別にこれだけの付属品をそろえなくても単3乾電池1本あれば使えるんですけどね。
この手軽さもおすすめのポイントなんです。
単三乾電池は何かと使うものですから、車の中にストックしてると思うのでいつでも交換可能でしょうから快適な通話が持続できて作業を効率よく行うことができるでしょう。
現場や家庭でもよく使う乾電池ですから、最近は資源保護や環境面から、充電式の乾電池を使ってる人も多いと思いますので、お手頃な充電式乾電池セットをご紹介しておきますので、よかったら使ってください。
|
EBL 単3形充電池充電器セット 8スロット
|
---|---|
日本製の充電式乾電池セットに比べて、かなり安い価格で販売されていますので、心動かされると思いますけど、安いものにはそれなりのリスクもあるので、よ~く考えて、購入を検討してください。